「8章」 110話 ガイア修行編 『世界を相手に』
ガイア「セヴンーーーーー!!!!早くジュエル様のところへ行こうぜーーーー!!」
セヴン「まあ待て待て・・・・この飛行船だとなかなか速度がだせないんだよ」
ガイアとセヴンは小さな飛行船で最後の修行場所『ジュエル村』のジュラル様のところへと行く途中だ。
ガイアが生きているのは奇跡・・・・・これしか説明はつかないだろう。
仲間もきっと彼の生存に大きな勇気を与えるはずである。
だが元気、まじで元気である。
ガイア「セヴンがいなかった間いろんなことがあったんだよ」
セヴン「全て仲間から聞いたよ。なんだかんだ僕達が生きているのは全て奇跡っていう言葉がふさわしい」
ガイア「確かにな・・・・・特にさっきの話からしてセヴンが助けにこなければ俺らは全て絶命していたのは間違いない・・・・・。背負う運命は重いほど生きる力を強くするのかな」
セヴン「深い言葉だね。僕たちは全てDN帝国というキーワードからいつの間にか世界を轟かせてしまった事件を起こす者が集まってしまった・・。」
ガイア「うん・・」
セヴンは少し黙って先の事を考える。
マスコミは僕らを敵にしてしまっている可能性もあるよな。
DN帝国の支配力・統治力・経済力を考えれば世界への影響はとても大きい
これを滅ぼすと考えるならば僕達は世界を敵にすることになる。
でも僕にはまだ案がある。カタストロフの経済力も世界には大きな影響力がある。
ある程度は顔は知られている。なら最後の最後までカタストロフの名を使い世界とコンタクトを図る。
そう『切り札』が僕にはある・・・。
セヴンはガイアを見た。
するとガイアは疲れきったように眠っていた。
無理もない。というよりみんなが極限状態なのである。
セヴン「起きろガイア。ジュエル村に到着したぞ」
ガイア「・・・・・・・??」
ガイアは自分でいつの間にか寝ていたことに驚いていた(というより状況がつかめない感じ)
セヴン「疲れていたから無理もないよ。でもあまり睡眠時間もとっていないはずだ。ちゃんと修行を疲れをとりながら挑むように」
ガイア「セヴンいろいろとありがとう・・!!でもこれからセヴンはどうするんだ?終結まで時間はおおいにあるぜ?」
セヴン「僕はこの世界に大きな仕掛けを用いる。戦う力は残っていないんでね。ただDN帝国を相手にする力を掴んでくる!」
ガイア「なっなるほど・・・・!(少し難しいけど)」
大きな蒸気を蒸かし飛行船はすぐに空の彼方へと消えていった。
ガイア「よし!!久しぶりにジュラル様に会うぞ!(そいえばランサー師匠に修行させてもらったことあるけど今回はジュラル様なのか)」
ガイアはジュエル村へと入っていく。
続く