「8章」 108話 レッド修行編 『いい加減なカレラ』
レッド「久しぶりのこの場所に戻ってきた・・・。じいちゃん元気にしてるかな」
惑星の谷・・今宵も赤く染まった夜空がレッドの目に入っていくもの。
レッドは故郷のプラネットバレーに帰ってきた。
もちろん修行のためである。
思い出経験を全てこの故郷のプラネットバレーの人達に話したいのはやまやまではあるが今はゆっくり話せる時間なんてものはなかった。
すぐにクリムゾン(レッドの祖父)の住んでいる家へ向かった。
レッド「じいちゃん!久しぶり!」
レッドは部屋全てに聞こえるような大きい声を発したが誰の反応もない。
それどころか部屋に誰一人もいる様子もなかった。
レッドはこの状況に少し不快感をだす。
おかしい・・・・・・なぜ誰もいないんだ。
普通はおじいちゃんを介護するおばちゃん達がいるはずなのに・・。
連絡はセヴンがしてくれているはずだ。逆に何かのドッキリでもしかけているのかも・・・。
いいや。こんな状況だ。
じいちゃんだって馬鹿じゃない!すぐに修行をする準備はしているはず。
まさかDN帝国の奴らが俺らの情報をかぎつけてこの町に・・・・・・・!?
・・・・それはないな。
ここまでくるのに普通に俺の友達や近所のチャオに会ってきた。
でもなぜここにじいちゃんがいないんだ?
もしや・・・・!!
レッドは家を飛び出して過去に戦いをした『封印の洞窟』へ向かった。
ここにじいちゃんがいないのは当然
なぜなら今まで修行をする場所の始まりはここであったのだから・・。
すぐに『封印の洞窟』へたどり着くと、そこには1匹のチャオ・・いや2匹のチャオが入口で待っていた。
クリムゾン「待ってたぞレッド。飛行船が見えてからだいぶ時間が立っているが・・・お前まさか家に私がいるとでも思ったか?」
クリエイター「いやいや彼がそんな馬鹿なことするわけないだろう。しかも私がまた生かしてやったのに最初にあいさつしないはずがないだろう」
レッド「(やっぱりここにいたのか・・・・)」
説明するとややこしくなると思ったレッドは言い訳につぐ言い訳でその場をしのいだ。
3人はすぐに洞窟へと入っていく。
紅蓮の火をふく炎の洞窟でレッドはどれだけ進化することができるのか・・・・・?
続く。
(読み返してみるとレッドの性格が微妙に途中からいかれてました;すいませんです)