「8章」 107話 『太陽と月の家』
レイズ「ありがとう。1週間後まで頑張るわ」
プラム「私も頑張ります」
レッド「おう、じゃあまた1週間後な!」
飛行船は所序に浮遊していき、すぐに空の彼方へ飛んでいく。
オキスを『ランサー師匠』の家に降ろされてから約15分後、月と太陽がいる家の近くにある海岸にレイズとプラムは降ろされた。
この海岸は最初にガイアが『ヘルホール』によって飛ばされてやってきた最初の場所である。
レイズ「あそこが月と太陽さんがいる場所ね、さっそく行きましょう」
プラム「はい」
レイズとプラムは月と太陽の家の扉をノックした。あいかわらずボロイ家である。
すると1匹のチャオがいきなり扉の奥から飛んできた。
レイズとプラムはギリギリ飛んできたチャオを避ける。
このチャオは赤い色のチャオだ。
太陽「お!!!!!あんたらはセヴンさんが言ってた「レイズ」!!!!!と「プラム」!!!!!やな!!!!!待ってたで!!!!!ほんま・・・・!!!!」
ものすごいハイテンションで太陽はレイズとプラムに抱きつこうとしたが、ものすごい勢いで太陽をレイズが弾き飛ばした。
レイズ「なっなんなのこいつ!」
プラム「(怖い怖い怖い・・・・・・・!!!)」
太陽「いたたた・・・・やっぱりこういう登場の仕方はダメやねんな。堪忍してや。俺は太陽や。中で月も待ってるで。ささ、家に入ってや!」
弾き飛ばされた太陽はすぐに起き上がり自分の家に招待した。
家の中には修行できるような場所はなく、また月の姿も見当たらない。部屋の中はただの一般的な生活ができる普通の家だ。
レイズとプラムはどこで修行をするのか太陽に尋ねる。
すると太陽はニンマリした気持ち悪い笑顔を見せながら、壁についてあるとても小さなスイッチを押した。
すると地面が揺れ始め、二つの階段が姿を現したのだ。
階段は赤と青の色にわかれている。
太陽は説明をし始めた。
レイズ、プラム!!この二つの階段の下には修行する大きな場所があるんや!
ただ二人ともここでお別れを言わなあかん!
次にこの部屋を来る時は1週間後や!それまでは絶対この地下の部屋から出ることはゆるさへんで!
レイズは俺が修行したる!プラムは月に修行させてもらってな!
1週間後にDN帝国の幹部らと戦うんやろ!?それに3幻神も復活したらしいやないか!
率直に言うと今のお前らでは絶対にアイツ等に勝つことはできへん!
1週間立ってからも実力はほんの少ししかわらん!
でもな!!
あきらめちゃいかんで!!
今から俺と月が昔ジュエルハンター時代に覚えた技を伝授する!
これを覚える事ができたらまだ希望はあるはずや!
ささ!時間がもったいない!!いくで!
太陽はレイズと一緒に赤い色の階段の前にいき、プラムは青い階段の前にいく。
レイズ「プラム、1週間後必ず強くなってきましょ」
プラム「そうですね、必ずDN帝国を倒せる力を持てるようにします!」
二人は別々の階段へ歩いていく・・。