「7章」 82話 『三幻神復活と黒の魔石』
あらすじは前の話を参照に。
チャインの剣から大きな光がいっきに炸裂する。
その光はこの『大結晶の絶壁 最新部』をつつみこんだ。
あるDN帝国兵士は瞳孔がひらきっぱなしで気絶しているものやそのまま目を白目で泡をふいて気絶しているもの、重体なものはもう倒れて顔が真っ青になっている。
もちろんそれはガイア一味も同じことだ。
このファイナルゴスペルを耐えられるチャオはいなかった。
ただ一人の男をのぞいて・・・。
ヴォルスト「意識がとぶところだったわ・・」
ヴォルストはあと少しで意識飛ぶようなところでギリギリ耐え抜いた。
だが、立っているのがやっとのようだ。
チャイン「私の『FINAL GOSPELL』を耐え抜くとは・・さすがDN帝国総帥。さすがの魔力、だがもう満身創痍の者に何もできまい。」
チャインは黒の魔石を取り出した。
まだ黒の魔石の力は使っていない。まして『なんでもかなえられる魔石』と呼ばれた黒の魔石だが、チャインは大きく上空へ手を伸ばし黒の魔石をかかげる。
黒の魔石にチャインは力をこめた。
すると、黒の魔石から黒い煙のような霧がたちこめてきた、そしてそのせいかこの洞窟全体が揺れ始めた。
ヴォルスト「やめろ・・・ここで私の夢を破壊するのか・・・」
ヴォルストは力をふりしぼり必至にチャインをつかもうとするが、つかむ瞬間に蹴飛ばされ、壁に大きく叩きつけられた。
チャイン「ふふふ・・・・力がでてくるぞ・・・・・。DN帝国総帥よ、今ここで歴史がかわる瞬間がみれるぞ・・・・・・・フハハハハハハ!!!!!」
ヴォルスト「ちくしょ・・・・・・ぉ・・」
ヴォルストはそのまま気絶しまう。
それを見たチャインはさらに黒の魔石に自分の魔力を与え、黒い霧をどんどん吐き出しいく。
そしてその黒い霧が充満したとき、とうとうチャインが大きく叫んだ!!
チャイン「黒の魔石よ!!!!!私に3幻神の力を受け渡せぇぇえ!」
チャインが叫んだ瞬間大きな音とともに黒い霧がいっきに晴れる。
まわりは大きな揺れをだし、洞窟が崩壊するかのような威力で亀裂を起こす。
上空からは大きな風がふきはじめた。
それはこの世界の終り、『3幻神』の復活である
続く。