「7章」 81話 『現れる闇』
あらすじは前の話を参照に。
ヴォルストが大きく笑いあげる。
それはこの大空洞最深部にひろがった。
3幻神の復活!!まさに世界破滅・・・・・・・・。
プラム「(私たちは何もできないの・・・・・・)」
ジン「く・・・・そ・」
レッド・オキス・レイズは気絶していて何も状況がわからない。
兵士に殴られまくったジンはもう抵抗ができかなった。
ブライン「では上空を爆破させて3幻神を復活させます。破片が降ってくれるのでその場から離れてくれ」
ブラインはマイクのようなもので奥から呼びかける。
ヴォルストとDN兵士は中心にジンたちを残し、壁際にはなれた。どうやら爆弾などを使い、3幻神のいるところを爆破させ復活させるようだ。
爆破されるまでやく3秒。
爆音がすると思い耳に手をおさせようと構えていた瞬間!
上空から地面へあるチャオが舞い降りてきた。
3秒後爆音は響かない。爆弾が爆発しなかったようだ。
ヴォルストや兵士は爆音を恐れ目をつぶっていたのでこのような状況を理解できなかった。
むしろ爆音より目の前に『あの伝説のチャオ』が現れたことに驚く。
同時にジンたちも驚く。
目の前にあらわれたのは白いチャオ。それは本などでだれもがみたことのあるチャオだった。
ブラインは爆発しないことに驚き、奥から再び姿を現すが、現れたチャオを見た瞬間足が止まる。
チャイン「久し振りだな。まさかジェノムが消滅されるとは思っていなかった。予想外だよ。」
現れたのはDN帝国やガイアたちも敵にしている、500年前世界を救ったチャオ『チャイン』だった。
チャインが現れたことによってDN帝国の兵士の一部は逃げてしまった。
ヴォルストは逆にチャインに近づいていった。
ヴォルスト「お前が3幻神の復活をとめたのか?」
チャイン「これはこれは初めまして。DN帝国の総帥様。ジェノムを破壊してすいませんね。でも破壊されるということはただの兵器だったということです。」
ヴォルスト「だまれ!!お前のせいで私の計画が毎回毎回狂わされるのだ!!」
ヴォルストはどなり散らす。
チャインは真正面で言葉を受けたが何も同時ない。ヴォルストは焦っていたのだ。
「3幻神の復活なしでは世界征服は不可能」
少なくともヴォルストはこう考えていたハズ。
だがあっさりと阻止されてしまった。だがこれは阻止なのだろうか?チャインは本当に3幻神をとめるためにここまできたのか・・・?
ヴォルストは考えた。
そしてある結論にたどりついた。だがあえて言葉にはださなかった。それを言葉にだしてしまうと何もかもが終わってしまうから・・・・・・・。
チャイン「それはすいませんねぇ。でももともと計画など私の思考から考えればただの子供騙しだ。
チャインは後ろへと大きく下がった。
そして剣を大きく上へ向ける。剣には大きな光が集中するように寄せ集まる。
ヴォルスト「まずい!!早く防御をするんだ!!アイツの『光魔法』の魔力はチャオを気絶させる!!『FINAL GOSUPELL』がくるぞ!!」
ガイアの剣から大きな光がこの大結晶内部全体に広がった。
続く。