「7章」 79話 『総帥 ご登場』
あらすじは前の話を参照に。
ヴィラ・オキス・レイズ・レッドはアタリーナ、ドイルにやられてしまったが唯一ジンはものすごい攻防をくりかえしていた。
兵士と戦っていたジンは一番不利かと思ったが、あまりのDN兵士の量に頭を使い、相撃ちの作戦をつかっていた。
うまく攻撃をかわし兵士と兵士の攻撃をあわせて相撃ちを行っていたのだ。
ジン「このままいけば・・・・なんとか!!」
ジンはDN帝国兵士の攻撃を得意の紙一重で攻撃をかわし、氷魔法を剣『鳳龍刀』から精製して地面へと使い、アイススケート場のようなものをつくっていたのだ。
こうしておけばうまく攻撃をすることはできない。
DN兵士「あいつきっとRUNSKILLが2500以上いっているかもしれない・・!!早すぎる」
DN兵士2「ここはひとまず遠距離攻撃をしよう!魔法をつかえないものはドイル、アタリーナ様のところへ向かおう!」
やたらチームワークがとれている兵士たちはすぐに連携して別れる。
そのせいでジンへの攻撃範囲がひろくなり、数もへったので狙いやすくなった。
ジンはまずいと思い、『鳳龍刀』から氷の竜巻を精製した。
そしてそれを自分の中心につくり、『大きな渦のバリア』ができる。だがここでジンのよそうがいの展開がおきてしまう!!
プラム「わっわたしもたった・・・・・」
プラムがいきなりこの戦いの中に現れたのだ。
まわりの兵士チャオは魔法をプラムへとむけ、発動すようとした。銃をもったチャオもいいぐあいにプラムを狙う。
魔力はなかなかなものの度胸と全体のSKILLがない。このままではDN帝国兵士(B~Aクラス)に瞬殺されてしまう!
そう思ったジンはプラムのまえに飛び出し、プラムをかばった。
いっきに兵士がこの二人を取り囲んだ。
プラム「ごっごめんなさい・・・・」
小声でジンに話す。
ジン「気にするな・・・・我も最終的にはこうなる身じゃ。さすがにこのAクラスの兵士の数には勝てん。とりあえずヴォルストのところへ向かおうじゃないか。」
ジンとプラムはDN帝国兵士の言うとおりにしてヴォルストのところ向かう。
どうやらオキス、レッド、ヴィラ、レイズはさきに行っているようだ。
あるくこと約10分。
大結晶の絶壁の最深部へと到着した。
この場所はとてもきれいな場所で、上をみると果てしなくそして見えないほどの空洞になっていた。
そして黒こげになったレイズ、気絶したオキス・レッド、アタリーナにしてやられたヴィラがなわにしばられ捕獲されていた。
『よくここまでこれたものだ。ガイア一味よ』
なかなか味のある声で暗い場所から姿を現すチャオがいた。
そのチャオこそ・・・・・・・・DN帝国総帥『ヴォルスト』だった。
続く。