「7章」 75話 『会えたが絶体絶命』
あらすじは前の話を参照に。
一方ガイアが罠にひっかかったおかげで先へ進めたジン・ヴィラ・レッドは先へあるいって行った。
ただの一本道・・・・・・・。3人は話が盛り上がることはなかった。
それだけ雰囲気が澱んでいる。
歩いて行くとまた広い空間が目の前に現れる。
空間にはさっきと同じくチャオがだれ一人いなかった。
しかし一つだけ違う点があった。広い空間とは別に「他の道」があることだ。
レッド「こっちへ行ってみるか?」
レッドは別にある道を見た。
すると、道の奥からだれかがくるような気配があった。足音のようなものが聞こえるのだ。
ただ暗くて敵か味方かわからない。
ジン「敵かもしれない・・・・」
ジンは剣をかまえる。3人に緊張がはしった。
別の道からチャオが現れる瞬間だった。
黒いチャオが飛び出してジンの目の前に突っ込んできた。
ジンは反射で剣を自分の前に出しガードする。
ジン「お!」
オキス「あ!」
とびだしてきたのはオキスだった。
オキスの槍とジンの剣がぶつかりあったときお互いの姿を確認した。
どうやらオキスも警戒していたようだ。
後ろからプラム・レイズも現れる。
レッド「ここでみんなと会えて良かったよ。てっきりDN帝国のチャオに捕まったかと思ったぜ;;」
オキス「こんなところで捕まるかってんだ、こっちも合流できてなによりだ・・・・・。ん、ガイアは?」
オキスはガイアがいないことに気づいた。
プラムもレイズもオキスの言葉でいないことに気がつく。
ジン「オキス・・・・・これには事情があるんじゃ。聞いてくれ」
ジンはオキス・プラム・レイズにガイアがいなくなった理由を説明した。
説明を聞いたオキスは激怒する。
オキス「俺ら仲間だろ!?もしガイアに何かあったらどうすんだ!!いまから助けに行こう!」
オキスはもしかしたら仲間の中でも一番友達思いかもしれない。
またさっきの部屋に戻ろうとしたとき、いまきた広い空間から大きな声が聞こえる。
ドイル「おい!!お前ら!」
DN帝国・幹部・『DOIL』の声でオキスたちは全員ふりむいた。
するといっきにまわりからDN帝国の兵士(多分B~Aクラスのチャオ)がどばっと上から飛んでくる。
ドイルたちは広い空間にはいってきた瞬間を攻撃しようとしたがなかなか来ないので自分からきたようだ。
大きなトマホークをもつドイルはそれをつきつけまたしゃべる。
ドイル「お前らもう逃げ場はないぞ。いまから逆戻りしても気絶したチャオが復活して攻撃の準備をとっていると「無線」で連絡があった」
アタリーナ「まあ私はさっきの落とし穴トラップで全員終わりかと思ったけど・・・・なかなかやるようね」
ドイルの後ろにいたDN帝国幹部・『ATARIINA』が付け加える。
プラム「どうやらおもいっきり罠にはまったようですね・・」
レイズ「く・・・・・・っ」
逃げ場を失い、いっきにピンチになるオキスたち。
ガイアもドラゴと戦闘をはじめ・・・・・戦いは激化する!
続く。