「7章」 73話 『行くしかない』
あらすじは前の話を参照に。
ガイア・ヴィラ・ジン・レッドはこの広い空間から出発した。
この先の道は今までと同じでただの一本道だ。ただ、まわりに氷の結晶のようなものがくっいており、いかにも大結晶の洞窟だと思わせるような感じであった。
ガイア「いつになったら最深部につくんだろうね。」
レッド「いずれつくさ。でもそのころにはもう死んでいるか、ボロボロか・・・・どちらかだろうな」
銃で撃たれた場所をさすりながらレッドが口にする。
相手がBクラスのDN帝国のチャオいえどやはり強い。相手の数が多ければ今の状況では圧倒的ふりだ。
このまま歩いて行くと、今度はまた大きな空間に出た。
しかしDN帝国のチャオの姿がどこにもない・・・・・。かなり怪しいでございます・・。
ジン「これは怪しいな・・」
ヴィラ「きっとさっきのD・CクラスのDN帝国のチャオが何かしら無線で連絡している可能性があります。これは罠だと考えるしか・・・・・・・・」
全員はこの大きな空間に飛び込めずにいた。
そんな中、ガイアが1歩踏み入れる。
ガイアは大きな空間に1人だけ歩いていった。
レッド「あのバカ・・・・・」
ジン「でもなにもなさそうじゃないか?」
レッドはためいきをついてガイアの無神経さにあきれた。
だが、ガイアはどんどん先へいくが何も起きない。ほんとうに何もないのだろうか?ジン・ヴィラ・レッドも安心感が少しでた矢先・・・・。
ドォォオオオオオオオン!!
ものすごい音がいっきにこの空間をさえぎる!
そしてその原因はガイアにあった。
ガイア「うわぁぁっぁあああああああああ!」
ガイアがちょうとこの大きな空間の真ん中に行った瞬間、地面が大きく割れ、空間の床がすべて落ちてしまった。
レッド「ガイアーーーーー!!」
レッドは落ちてしまったガイアに向かって大きな声で叫ぶが反応しない。
ジン「やはり罠だったんじゃな」
ヴィラ「助けに行きますか!?ジン師匠!?」
ジン「いや・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(また『古代神殿』)でやったことを繰り返したな;;」」
助けようとも下を見下ろすと何も見えない黒い穴・・・・・。だとすれば先へ進んだほうがいいのか。それともガイアを助けに見えない闇に落ちるか。
レッド・ジン・ヴィラはその場で立ちすくす。だが、ガイアは古代神殿でもこのようなことがあったがシャントとの戦いで勝利し、奈落の底から復活した。
ジン「先へ進もう。ガイアはきっと大丈夫じゃ!俺らは仲間を助けることが大事じゃ!しかしまた3幻神の復活を阻止することも大事じゃ!だからこそ我は前に進んだほうがいいと思う。」
ジンの意見にヴィラ・レッドは反論しなかった。
きっと大丈夫!そう信じてレッド・ヴィラ・ジンは壁の結晶につかまって先の道へいくことができた。
レッド「(ガイア・・・・・・信じてるぞ!)」
3人は前へ進んでいく。
続く。