「7章」 72話 『武器を手にして』

あらすじは前の話を参照に。

真実を聞かされたヴィラはジンに向かってしゃべる。

ヴィラ「ジンさん・・・・・あなたには少しの期間ですがお世話になりました。俺からしたらジンさんも俺の師匠です。ジン師匠と呼ばしていただきます!」

ヴィラは明るい感じで話す。

ジンは本当にすまなかったと顔で表している。
そしてヴィラになかなか見せない笑顔を見せた。こうして二人は今まで以上に信頼が高まったであろう。
このとき、ガイアとレッドは少しはなれた場所で自分の傷の手当をしていた。


レッド「なるほどな・・・二人にそんな関係があったとは!」


ガイアからレッドはジンとヴィラの関係を聞いていた。

ガイア「何はともあれ良かったよ・・・・・・・・それよりこの先のことも考えなきゃな。このままだと次のエリアでは勝てるかわからないよ」

ガイアはこの先のことを考えていた。
どうやらここにいたチャオはC、Dランクのチャオである。この場所で苦戦をしていたのだから次のエリアはきっとBランクのチャオギリギリ勝ったとしてもその次のエリアは勝てる可能性が少なすぎる。

このままだと3幻神までたどりつけない・・・・!不安がよぎる・・・・・・。



一方、オキス・レイズ・プラムのメンバーはガイア達が左か右の道で迷っていた場所まできていた。

オキス「ガイアたちはどちらに進んだのだろうか・・・・?」

レイズ「私は右だと思うわ」

プラム「じゃあレイズさんを信じて右へ行きましょう!」

レイズが勘で勝手に決めた道を進んでいく。オキスはやれやれと・・レイズの意見に従い歩いていった。
すると、ガイアたちがいるエリアより小さな場所へたどりついた。
ここはどうやら【武器庫】のようだ。
そしてここに5匹くらいのチャオが座っていたが、オキスたちが来たとたん、かなり驚いた表情で全員が目を大きくあけ驚いた。


DN兵士「なっなんでお前らがここに!?おっおまえらは違う方向にすすんだはずじゃないのか!!??」


どうやらオキスたちのことは無線で連絡がいかなかったらしい。
だからこの場所はとても手薄な警備となってしまった。
驚いてDN兵士チャオは武器をとろうとするが、それはすでに時遅し。最初にDN帝国兵士からうばったバズーカをオキスたちはかまえていた。

オキス「ふっとびやがれ!!」

バズーカをレイズとオキスでぶっぱなす。
帝国兵士のチャオはバズーカのあまりの威力に大きく吹っ飛び壁に叩きつけられ気絶が死んでいるのかわからないが倒れてしまった。
すべて一瞬のできごとだ。
まわりにだれもいなくなったことをいいことにオキスとレイズは自分たちがいつも使う武器、『やり』と『かま』を探した。武器庫なのだからほとんど武器は揃っている、簡単に槍と鎌をさがすことができた。


レイズ「よし!これで戦えるわ。久し振りの感覚だわ」


ながいことジェノムに吸収されていたので鎌を扱うのは久しぶりだ。
オキスも槍をふりまわしたりして感覚を取り戻そうとした。

武器をならすこと約10分。十分にウォーミングアップしたオキスとレイズは深呼吸をする。

オキス「じゃあ行こうか。ガイアたちに早くたどりつかないといけないもんな。」

3人は前へすすんでいく。

終わり。


プラム「(考えたらこっちの道にガイアさんたちいないじゃないですか・・・・?)」

^^;

このページについて
掲載号
週刊チャオ第328号
ページ番号
255 / 310
この作品について
タイトル
真実の冒険
作者
土星(サターン)
初回掲載
週刊チャオ第107号
最終掲載
2021年6月29日
連載期間
約17年3ヵ月12日