「7章」 53話 ジェノムVSガイア軍 『怒りは自分の意思を貫く!』
ジェノム「お前たちは知らないだろうが・・・・・私の最強技だ・・!『エンドレス・エイジ』」
ジェノムは宙へういており、そこから2本の剣に力を入れた。地面との距離はやく5Mくらいだ。
下からヴィラとブリザードは見上げている。
ヴィラ「(どうする・・・・・!!)」
ジェノム「どうせなにもデキマイ・・・・・・・・!!!」
ジェノムのからだはやがて黒いかたまりのような球体の中につつみこまれた。
そしてまわりにある粉々になった岩が黒い球体に吸い込まれていく・・・・・・・・・・。
ブリザード「ヴィラ・・・・・・・・・俺様はいまからアイツを倒す全ての力を出し切る・・・・・・・。ここが最後のラストチャンスだ」
ブリザードは右手の拳に全てのちからをため始めた。右手の拳は青く大きくパンパンになっていく。
これを見たヴィラも決心をつけたかのようにブリザードに告げた。
ヴィラ「ブリザード・・・・・。先に俺が行く。あの黒い球体に体当たりしてくる・・・・・!!」
ヴィラは二本のサーベルを今までとは違う持ち方で持ち、黒い球体に狙いをさだめた。
ブリザード「いっいったい・・・・・・・・・・何を・・・・・・・・・・」
ジェノム「今さら何をしようともコワナクナイ。お前の技の威力は全て把握シテイル!」
ジェノムは上から声をあげて答えた。
黒い球体へ吸い込まれる岩のスピードがはやくなる。この辺の地形が全て破壊され吸い込まれそうな感じだ。
そしてヴィラにとって最も嫌なことをジェノムが発ス・・・・・。
ジェノム「この黒い球体はやがて爆発スル・・・・・・・・・。そのとき、この場所から上のほうがいっきに消し飛ぶだろう。そしてその爆発により外側にある雪が爆発により雪崩になり、下にある町は崩壊スル!!」
ヴィラ「!!!!!」
下の町とはヴィラの故郷・・・・・『フリージング・ボーゲン』・・・・・
ヴィラの怒りは頂点に達する。
ヴィラ「お前たち・・・・・DN帝国は2度も故郷のチャオを殺すつもりか・・・・・!!・・・・・・絶対に許さなねぇええええ!」
ヴィラの怒りはすべて2本のサーベルに注がれた。サーベルからは青い稲妻がほとばしる。
ヴィラは地面を蹴飛ばし、ジェノムのところへ向かって突っ込んだ!
ブリザード「ヴィラ!!」
ジェノム「ここへ飛んでくるつもりなら叩き落してヤル!闇の奥義『デス・ハザード』!」
黒い刃物のようなものがヴィラへ飛んでいくが、ヴィラは避けずに当たりにいった。
いっきに大きな傷ができる。
ヴィラ「こんな痛みは・・・・・・・・・・・・母さんや父さんの痛みに比べたら余裕だぜ!」
ジェノム「ならば!闇の奥義『デスストライク』!」
黒い球体の形のまま、ヴィラに激突しにいく!
ヴィラ「来るか!」
ヴィラは一度目をつぶり、また目を開いたときにはジェノムが目の前に・・・・・!!
ジェノム「オワリダ!!!!!!!!!!」
ヴィラ「(怒りは自分の体に大きな影響をもたらす・・・・・・・。どうか当たってくれ!自分をも破壊しかねる禁断技『トライデント・アッパー』!!)
2本のサーベルから青い稲妻が爆発するような衝撃とともにジェノム衝突する。
続く!!