「7章」 51話 ジェノムVSガイア軍 『本気・・・・・?』
ブリザード「ヴィラ!いくぞ!」
ヴィラ「おう!」
ブリザードとヴィラは迷いもなくジェノムのところへ突っ走っていった!
ジェノム「全て返り討ちにしてやる!」
ヴィラ「じゃあこれでもくらいやがれ!『ライジングアッパー』!!」
ヴィラは大きくジャンプして、下降しながらジェノムに攻撃しにいった。
ジェノムはヴィラの攻撃を両方の剣でくいとめ、はじきとばす。
ジェノム「また同じ技か・・・・・・・・・・私だって同じことが何度も通用するような者じゃない・・・・いや、元々通用しなかったか・・」
ブリザード「独り言はみじめだぞ!?『アトミックアヴァランチ』!」
すぐにブリザードがすごいスピードでジェノムの後ろへまわり、両手で殴りかかる!
しかし、ジェノムはそのスピードに反応し、剣でガードした。
ジェノム「やるじゃないか・・・・・・。青いヤツほどじゃないが、中々早いな」
ブリザード「俺様のパンチを止めるか・・・・・」
ジェノムはみずからガードした剣をうしろへ体ごとさげた。
ヴィラ「(おれのこうげきはもうコイツには効かないのか・・・・・・・・・・)」
はじきとばされたヴィラがブリザードの元まで戻る。
ブリザード「ヴィラ大丈夫か?」
ヴィラ「はじきとばされただけだ。俺達はもうちょっと有利な状況を利用しよう!」
ブリザード「そうだな・・・・・。」
ジェノム「仲良く喋ってるなよ・・・・・・・・・・?」
ジェノムは剣に黒いオーラのようなものを集め始めていた。
ヴィラ「またさっきの技か!?止めなくちゃ!!」
ヴィラはダッシュでジェノムのところへ駆け込む。
ジェノム「私の技を阻止しようなど無理なことだ!!」
ヴィラ「無理じゃねぇ!!!!『ライジングアッパー』!!」
また同じことをヴィラは繰り返す。
ジェノム「もうばかなことはやるな・・・・・・・・・・メザワリだ。『ギガインパクト』!!」
ジェノムはヴィラのライジングアッパーに対して、『ギガインパクト』で吹っ飛ばそうとしたが、当たる寸前でヴィラは技を中止した。
そのためジェノムの体制はすこしくずれた。
ヴィラ「おれだって同じことは何回もやられないぜ・・・・?」
ジェノム「舐めるな・・・・・!!」
体制がくずれかけのジェノムだが、剣をすごい体制でヴィラに通常の攻撃をした。
ヴィラ「ぐっ・・・・・。ブリザード!このチャンスをねらえ!!」
ブリザード「わかっているさ!」
ヴィラの背後からブリザードが姿をあらわした。ジェノムは無理なたいせい&剣をふりきったのでノーガードだ!
ジェノム「(どんな体制だとしてもお前の攻撃なんぞ避けてやる・・・・・・・・・)」
ブリザード「ガイア達と戦ったときには使わなかったが、こういう状況なら使えるな!」
ブリザードの拳が黄色く光る!拳は見えない速度でジェノムのおなか辺りを直撃した。
ジェノム「ぐはぁ・・・・・!信じられん・・・・・、私の頭が反応できない速度とは・・!」
ジェノムはおなかをおさえて息をきらしながら喋った。どうやらジンの剣がささった場所にクリティカルヒットしたらしい。
ヴィラ「さすがだぜ。ブリザード・・・・・・・・・・」
ブリザード「『バレットアヴァランチ』見えない速度で攻撃する拳さ。まああんま威力はないが、ジンがダメージを負わせたおかげで結構きいただろ・・・。ヴィラは大丈夫か?」
ヴィラ「まあ剣でたたかれただけだぜ。」
ヴィラは倒れていたので起き上がった。
ジェノム「油断はしたが・・・・・まだやられちゃいない・・・・・・・・私の剣の闇は十分にたまった!!」
ジェノムは剣を上へかかげた。その瞬間、ジェノムは本気の自分を表現させた・・・・・!
続く。