「7章」 49話 ジェノムVSガイア軍 『あと二人』
ジェノム「危なかった・・・・・・・・・・。いや、もうコイツの技をくらってしまった時点で失敗だ・・・・・」
ジェノムはジンの自分の体に刺さっていた2本の剣を抜いた。
ジェノム「さあ・・・・・早くチャイン様のところへ行かなければ・・・・・・・・・・」
辺りには、灰色の繭につつまれたガイアと白目で気絶しているジンしかいなかった。
ジェノムは宙へ少しあがり、飛んで向かおうとしたが・・・・・・・・。
プラム「待て!!」
ヴィラ「俺たちはまだ・・・・・・・・・・終わりじゃないぜ・・・・・」
ブリザード「どんなにやられてもはい上がっていくんだ・・」
コナゴナになった岩の隙間からプラム・ヴィラ・ブリザードが姿をあらわした。
ジェノムは後ろに振り返り、3人の姿を確認した。
ジェノム「まだ生きていたのか・・・・・・・・・・・・まあ電撃(ボルテックス・キャノン)ではじきとばされただけだったしな」
ヴィラ「まあね・・・・・・・・・・・ってふざけんな!!」
ブリザード「お前には感情というものがないんだな・・・・・・・。そしてアイツもやられてしまったか・・・・・・・。」
プラム「(ガイア・・・・・・・ヒュウガさん・・・・・・・)」
ジェノム「感情なんてあるわけない・・・・・私はDN帝国につくられた人口チャオだ・・。だからチャオを殺そうと何も思わないのさ・・・・・・・・・・お前等3人を倒すことで危険な邪魔者は消えるのだ」
ジェノムは2本の剣をかまえる。
ヴィラ「こんどは油断なんかしねぇ・・・・・最後まであきらめるわけにはいかないんだ!」
ブリザード「この山のものを壊すことは絶対に許さない!!」
ヴィラとブリザードは2人同時にジェノムのところへ走っていく。
ジェノム「もう私は少々つかれた・・・・・・・・・。青いヤツ(ジン)にやられた傷も大きい・・・・・・・・・・だからいっきに終わらせる!今度は私の最強のスキルでな!!」
ジェノムのまわりに黒い煙がいきなりたちこめた。
そして、いっきに目の前が真っ白になる!
ヴィラ「なっなんだ!?」
ジェノム「闇の奥義・・・・・・・・・・『デス・ビッグバン』!!」
たちこめた黒い煙はいっきに消え、白い波動のようなものがまわりを爆発させた。
ヴィラはとばされないようにサーベルを地面へ突き刺し、ブリザードは体を大きな両手でカバーする。
ブリザード「なんなんだこの波動は・・・・・・・・・・意識がとぶとこだった・・」
ヴィラ「波動だけでこの威力かよ・・・・・」
ジェノム「 闇の力でまずは一人 さっさと終わらしてやる」
ジェノムはヴィラとブリザードにいるプラムを指差す。
ヴィラ「まさか!」
ヴィラははやく後ろを向いた。そこにはプラムが波動により気絶している。
ブリザード「くっ・・・」
ヴィラ「お前・・・・・・・・・・本当にぶっとばす!!」
続く!