「7章」 46話 ジェノムVSガイア軍 『自称 疾風のチャオ』
ジンとジェノムの一騎打ちとなった。
ジン「お前は我の真の力を知らない・・・・・・・・・・。」
ジンはいきなり、ジェノムの正面を攻撃した。とうぜんジェノムは剣でガードする。
ジェノム「力はアイツ(ガイア)よりあるみたいだな・・・。」
ジン「それでだけではない!」
ジンはジェノムの前から姿を消し、ジェノムの後ろに回った。
ジン「我はガイアの仲間のなかで一番はやいチャオじゃ!(自称)」
剣を小さくジェノムに振ると、キィィインと剣と剣があたる音がでた。ジェノムはすぐに後ろに回りガードしていたのだ。
ジェノム「たしかにアイツよりは早いな・・・・・・・・・・じゃあアイツと戦っていたような戦い方では勝てないかな」
ジン「やってみるか!!」
ジンはいっきに2本の剣をガイアと同じように連続でふった。ジェノムはそれを見切ってガードしている。
『キィィィイン・キィィィイン・・・・・・・』 剣と剣が当たる音はなりやまない。
ジェノム「それではアイツと同じじゃないか!」
ジン「どうかな!」
ジェノム「意味のないことをやっても勝てるハズがない・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ジェノムはジンのこうげきをガードしていたが、剣の振りをよけうしろへさがった。
ジェノム「お前の仲間の技をまたくらわせてやろう!」
ジェノムの剣から雷がどんどん流れ大きくなっていく。それを阻止するかのようにジンがとびこんだ。
ジン「とりゃ!」
ジェノム「(いきなり突っ込んできたら技が発動できないか・・・・・・・・・・・・・・・)」
ジンのとびこみは大きなキックだ。
それをジェノムは1本の剣でガードし、もう1本の剣をジンにむかって振った。
ジン「これを待っていたんじゃ!摩天楼!」
摩天楼とはジンのカウンター技である。ジンは2本の剣を持ちからだをひねり、回転した。
回転によりジェノムの剣ははじかれ、お腹あたりががらあきになった。
ジン「(いまじゃ!)夢物語!」
2本の剣をクロスしてジェノムの目の前で開くようにはやくジェノムのお腹めがけて突っ込んだ!
ジェノム「なるほど・・・・・だが私もお前のスピードには負けてないことを忘れるな!『ギガインパクト』!!」
ジェノムはがらあきのお腹をすぐに剣を前にかまえ防ごうとした。そして『ギガインパクト』により黒い閃光がいっきに広がった。また周りの岩が波動でけずれていく。
ジンとジェノムの2本の剣がぶつかる!!
ジン「こっこれがガイア・・が・・・受けた技・・・・・か・・・・・!!!!」
ジンは『ギガインパクト』の衝撃によってからだがうごかない。
ジェノム「さあこれでアイツと同じ運命だな!」
ジェノムは2本の剣をジンに向かって突き刺そうとした・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・が、突き刺す瞬間衝撃がとかれ、ジンは大きくふっとんだ。
吹っ飛びながら体制をたてなおし、岩にジンは着地する。
ジン「(これがガイアが食らった技か・・・・・一番やばいのは避けたものの・・・・・威力はすさましい・・・・・!!)」
ジェノム「さあ、次のステップへ進もうか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ジェノムとジンのきょりは結構はなれてあるため、ジェノムは剣にまた電流を充電しはじめた。
ジン「(はやく真の力を発揮しなければ・・・・・・・・・・)」
続く。