「7章」 44話 ジェノムVSガイア軍 『仲間の技・双龍槍』
「あらすじ」
この世界を破滅させてしまうかもしれない三幻神の復活を阻止するために『大結晶の絶壁』へ向かったガイア達。
そこで、この山に住んでいるという『ブリザード』と呼ばれるチャオに会った。最初は誤解により戦いをしたものの、最終的に和解をし、一時的な仲間となった。
それから先を急ぎ、光っている場所へ向かう途中・世界を征服しようとする者・『チャイン』にあった。チャインはジェノムを使い、ガイアたちと3度目の戦いをしかける・・・。
そしてガイアの真実とは・・・・・・・・・・?
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ジェノムは空中へと浮かび、2本の黒い剣を取り出した。
ジェノム「私とたたかうことがどれだけ無謀だということがわからないのか・・・・・・・」
ジェノムの2本の剣からは電流がながれだす。
ガイア「うるさい!お前は俺の仲間のほとんどをお前の体に封印させられたんだ!!無謀だとわかってもやるんだよ!」
ガイアは大声かつ、ものすごい気迫で声をとばした。
ヴィラ「(ガイアは相当ジェノムというやつには嫌な思いをさせられたのか・・・・?)」
ヴィラはガイアの初めての怒りのようなものをみて驚く。
ブリザード「ヒュウガよ・・・。俺様たちはどうするべきか・・・・・?ガイアに好きなようにさせてみるか?」
小声でヒュウガ=ジンに言う。
ジン「そうだな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いや、私が先に攻撃する!!」
ジンはガイアの後ろから大きくジャンプしてジェノムのところへ飛んでいく。
ジェノム「お前がまずはやられるか!?」
ジン「やられるとは自信過剰だな・・・・・・・・・・。我の実力も知らずによくゆうわ!」
ジンは二本の刀を1本の線のようにして上下で縦にした。
ガイア「ジ・・・ヒュウガ!!そいつのこうげきは・・・・・・・・・・!!」
ジン「轟け、刀のらせん!『死者の旋律』(ししゃのせんりつ)!!」
ガイアの声はとどかなく、ジンは上下縦にした刀を回転させ、ジェノムに当たる瞬間に刀をえぐるようにして横にした。
ブリザード「やったか!?」
ヴィラ「いや、そうでもない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!」
『死者の旋律』という新技をくりだしたジンの攻撃だったが、ジェノムは2本の剣でガードしていた。
ジン「(我の一番こうげきが早い技をガードするとは・・・・・!!)」
ジェノム「お前・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・攻撃したら次があると思うなよ・・・・・・・・・・?」
ジン「なに!?ばかな!?」
いつのまにかジェノムがジンの前に現れた。そのスピードはジンが攻撃してからやく3秒くらいだ。
ジェノム「お前たちの仲間から吸収して覚えた技だ!『ツインドラゴンスピア』!!」
ジェノムの剣から大きな竜巻があらわれた。この技は昔仲間だったオキスの技だ!
ツインドラゴンスピアはジンを直撃し、大きくはじきとばした。それだけではない。竜巻はとまらず、ガイア達がいる場所へ突撃した。
ヴィラ「くそっ!!・・・・・・・・・・」
ブリザード「なんていう威力!!・・・・・・・・・・さすがはガイアの仲間の技だ・・」
ガイア「・・・・・」
3人は竜巻を回避し、違う場所へ移った。しかし、ジンの姿はみえなくなってしまった。
そしてガイアがなぜか不適な笑みをうかべる。それを見たジェノムも笑い出す。(兵器なのに)
ジェノム「どうした!!仲間の技に驚いたか!?」
ガイアはジェノムの笑いをみながら喋る。
ガイア「いいや・・・・・。お前がその技をつかえるってことはまだオキスがお前の体にいるかもしれないってことだろ!!」
ガイアの不適な笑みは喜びと期待の笑みだった。ガイアは喋った直後、ジンと同じようにジャンプしてジェノムに近づく。
ヴィラ「俺たちもいこう!」
ブリザード「そうだな!」
ヴィラとブリザードもジェノムに向かってジャンプした。
ジェノム「まとめてあいてしてやろう!そしてお前たちもわが体に吸収させやるぞ!!」
続く。