「7章」 44話 ジェノムVSガイア軍 『ガイア死す・・・・・!?』前半
ガイア「仲間をかえしてもらうぞ!剣よ!赤くなれ!!」
ガイアは剣を赤くしてジェノムに攻撃しにいく。
ジェノム「こうげきがそう簡単に当たるわけが・・・・・・・・・・・・・・・」
ガイアの攻撃をあっさり交わしたジェノムだったが、その避けるスピードについていったガイアはまたジェノムにアタックした。
ガイア「とりゃあ!!」
ジェノム「私のスピードについてくるとは・・・・・・・・・・」
ジェノムはガイアの攻撃で少し吹っ飛んだが、近くの岩場へ着地した。この辺の場所は岩が多くて着地しやすいのだ。
だが、ガイアの後ろにいたヴィラとブリザードが立ち向かう!
ヴィラ「ライジング・アッパー!!」
ブリザード「フリーズ・アヴァランチ!!」
最初にヴィラがジャンプして飛んでいき、ジェノムに向かって電流の流れたサーベルでこうげきしようとしたが、うしろへバックステップされ避けられる。
しかし!バックステップしたその場所にはブリザードが『青く光った拳・フリーズ・アヴァランチ』を構えていた。
ブリザード「ふんばぁ!!」
わけのわからない顔とかけ声と気迫でジェノムに殴りかかる。
ジェノム「前たたかったときよりはやるようだな・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ブリザードが殴りかかるコンマ5秒くらいのときに、ジェノムは剣に今まで以上の電力を流し、大きな電撃の玉をつくった!
ジェノム「『ボルテックス・キャノン』!!!」
昔のガイアの仲間、レッドの最強技『ボルテックス・キャノン』が炸裂する。
電撃と玉ははじけ、ブリザードとヴィラはわけがわからず、ふっとばされてしまった。
さいしゅうてきにノーダメージはガイアのみ。ガイアはヴィラとブリザードが岩にげきとつしたなか・一人ぼうぜんとジェノムを見つめる。
ジェノム「これが実力だ・・・・・・・・・・。私はお前の仲間の技を全てコントールすることに成功した。最強の技を4つもそなえている私に勝てないだろう」
ガイア「さすがはDN帝国の兵器・・・・・・・・・・。だけど所詮は偽者さ」
ガイアはからかうようにジェノムに告げた。
ジェノム「偽者というか・・・・・・・・・・。ならば偽者なりの技をおみせしよう」
ジェノムの電流がながれていた黒い剣は、回転しはじめた。
ガイア「くるか・・・・・」
ガイアは二本の赤い剣をふかくかまえた。
ジェノム「仲間の技の連射をどこまでたえられるかな?」
ジェノムはすごいスピードでその場から姿をけした。しかし、ガイアはそれを目で追うことができる。
ジェノム「スパイラルショット!」
回転した剣がガイアを襲うが、ガイアは二本の剣でうまくカバーし、剣をちいさく振り攻撃するが、ジェノムは反射でよけた。
ババババババババババッと剣と剣がぶつかり激しい攻防をくりかえすが、やはりジェノムの体力には勝てないガイアはしだいにおされていった。
ジェノムのさらなる追い討ちがくる!
ジェノム「『アルティメット・ストライク』!!」
オキスの最強技が炸裂した。回転した剣は幻覚をガイアへみせ、無限のような剣の嵐がガイアへ飛んでいく。
ガイア「まだまだだ!」
ガイアは無限の剣のこうげきにたいして、全て剣で弾きとばす。そのスピードは目でとらえることはできない。
ジェノム「まえよりは強くなったか・・・・・・・・・・。ならば・・・・・・・・・」
『アルティメット・ストライク』を中止し、今度はジェノムの剣から電撃が流れ、剣も回転しはじめる。
ガイア「(くそ・・・・・・・・・・さすがに腕がつかれてきたな)」
油断はみせないが、疲れをみせはじめたガイア。顔からは汗がとてもふきでている。
ジェノム「さあ電撃つきの『アルティメット・ストライク』だ!!」
ジェノムの回転した剣が電撃つきで無限のように飛んでいく。(電撃つきのアルティメット・アウトライク)と考えてよい)
ガイア「やってやる・・・・・・・・・・!!」
剣を前にかまえ、ガイアはジャンプした。無限の剣に対して剣ではじきとばし、そのはじきとばして剣にのっかり上へと飛んでいく。
ガイア「こんなところで終われるかよ!!」
ジェノムの目の前までとんできたガイアは二本の赤い剣をクロスさせた。
ジェノム「お前はおろかすぎる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ガイア「うるさい!!これで終わりだ!!『ソニック・ブレイダー』」
クロスした剣を大きくふり、ジェノムに突っ込んだ。
ジェノム「お前のスピードはたいしたもんだが・・・・・・・・・・・・。私はそれを超越する・・・・・」
ジェノムの剣からは黒いオーラがにじみでている。
ジェノム「しょせんはただのチャオ。兵器にはかてないのだ!!『ギガインパクト』!」
後半へ続く。