「6章」 34話 ガイアと仲間&ブリザード 『はやい野人チャオ』

あらすじ。

山の頂上へきたガイアたちは目の前にある洞窟を進んでいき、その先には白く煙っていた場所があった。
そして「ブリザード」とよばれる『大結晶の絶壁』に住んでいる伝説のチャオと会ってしまう。
ブリザードはジンの誤解で敵だと思っているが、この誤解をとくことはできるのだろうか?・・・・・・・・・・

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ガイアとヴィラは壁にうちつけられ、プラムは近くの岩に隠れている。

ブリザード「じゃあさっそく・・・・・お前たちの息を潰そうか・・・・・・・・・・」

ブリザードがジンの前から姿を消した。

ジン「(かならず私をねらっているハズだ・・・・・!)」

ジンも今の位置から走って移動し、ブリザードを混乱させようとしていた。


ブリザード「逃げても無駄だぜ!」


走って移動するジンのまえにあらわれ、大きくこぶしをだしジンに向かって突き出した!

ジンはこぶしを剣で押さえる。

ブリザード「俺様のこぶしが見えたとはすげぇじゃねぇか!」

ジン「(いや、これはもう勘だ・・・・・・・)」

ブリザードはこぶしを戻し、またすごいスピードで消えてしまう

ジン「どこにいる!」

ブリザード「ここだぜ!!」

ブリザードはジンの真上にいた。


ジン「ブリザードサイクロン!」


ジンの剣から竜巻が現れ、頭上にいるブリザードを竜巻に飲み込ませようとした!

しかしブリザードはジンの後ろに回っていた。

ジン「そこか!」

ジンが後ろにきたのに気づき、剣をふるがもうすでに姿を消していた

ブリザード「竜巻を発生させたおまえはもう終わりだな・・・・・・・・・・・・・・・・・」

どこからかブリザードの声が聞こえる・・・。

ジンは必死にまわりを見るが姿がない。

そう、ブリザードの姿は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・竜巻の中だ!


ブリザード「久しぶりの技だぜ!『フリーズアヴァランチ!』」


ジンの上に発生した、竜巻の中から姿を現しジンの頭から赤く光ったこぶしをたたきつけた!ゴォォォォォォオ、と音が鳴り響き、地面がさける。

プラム「ヒュウガさん!」

岩に隠れていたプラムが姿をあらわしたが、ジンはもう地割れの中に吸い込まれ言った・・・・・。

ブリザード「残念だったな・・・・・・・・・・お前の仲間の一人はもう地面の底だ・・・」

プラム「!!!!」

プラムは自分の武器・筆ペンをとりだした。 筆ペンは魔法をつかうときに必要な物だ。

そして筆ペンをブリザードに向ける

プラム「ヒュッヒュッヒュウガさんのたたっため・・・・にっもわっ私は!!!」


ガイア&ヴィラ「プラムやめろ!」


洞窟の壁にたたきつけられたガイアとヴィラが駆けつけ、怖がっているプラムの前にでる。

ガイア「プラム、ヒュウガさんを探しにいけ」

ヴィラ「プラム!俺たちにまかせな!ヒュウガ師匠がたおれていたら治療するんだぞ?」

プラムはちゃんとに二人の意見をうけいれ、筆ペンをしまい地割れに中へと走っていった。

ブリザード「友情ってもんはすばらしいな。俺様なんか友情ということばはもうないぞ。それにどうせアイツも最後は潰す。」

ガイア「潰せるもんか!」

ヴィラ「潰すまえにおれたちがお前をたおしてやるよ」

ガイアとヴィラが剣をかまえた。

ブリザードの怒りも上がり、山の上に熱がこみあげる。


ブリザード「おまえら一回俺様にやられてるじゃねぇか!!こうなったら容赦しねぇぞ!」


続く!


マメ知識
今回しようしたブリザードの技『フリーズアヴァランチ』について。

これは手が赤くなり、いつもより1,5倍の威力があるこぶしのパンチです。
ただ強いだけではなく衝撃がつよいパンチであり、物体ならばほとんどのものを破壊できる。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第207号
ページ番号
208 / 310
この作品について
タイトル
真実の冒険
作者
土星(サターン)
初回掲載
週刊チャオ第107号
最終掲載
2021年6月29日
連載期間
約17年3ヵ月12日