「6章」 29話 『超絶空低空走 3』
【あらすじ】
この世界最大の山 『大結晶の絶壁』 をのぼるために 『超絶空低空走』 を覚えることにしたガイア達。
『超絶空低空走』とはものすごい低空で滑るはしり方だ。(どうやって滑るかはわかりませが;)
この特訓をフラッペから教わり(いや見本を)頑張ろうとしていた・・・・・。
============================================================
ガイア・ヴィラ・プラム・ジン(ヒュウガ)は 『超絶空低空走』 特訓にはげむことにした。
というより、ガイアとヴィラが練習をして、ジンが 『超絶空低空走』 の研究をする。プラムはケガしたら回復役らしい・・・・・。
ガイア「これで115回目・・・」
ガイアの体には無数の傷ができていた。とくに足がボロボロだw
ジン「ガイア、もう1回滑ってくれ。もう少しでこのはしり方のやり方がわかる気がするんだ」
ヴィラ「ヒュウガ師匠!俺の滑り方もみてくださいよ!」
ヴィラは少しすねていた。ガイアのすべりしか感心がないように見えたからである。
ジン「ああ、ごめんよヴィラ。じゃあ二人とも滑ってくれ」
ガイアとヴィラは横曲がりのボーゲンのてっぺんまできた。
まえの話ではなしたように、この横曲がりのボーゲンの角度は60度 とっても困難だ!
ガイア「116回目・・・・・・いきます!」
ガイアがまずはジャンプした。最初にくらべて小さなジャンプだ。
そのまま地面に着地していっきにもうスピードへかわる。今までここまではよかった、しかしこれからが毎回失敗するのだ。
ガイア「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!」
ものスピードで降りていき、(転がってです)下降したら丸くなっている。このだるまをプラムの魔法で雪を溶かし、ガイアを解凍するのだ(ぇ
ヴィラ「ガイア・・・・・悪いがお前の座は俺がもらった!!」
何をもらったかはいらないが、ヴィラはガイアと同じようにジャンプし、地面に着地する。
ヴィラの場合・・・・・。
ヴィラ「いやっふぉぉぉぉぉぉ・・・・・・!!おおおぐぅわぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!」
彼の場合、頭から滑っている。下降したらまず顔の傷が多くなっていた。これをプラムが回復させた(傷は治らないけど)
ガイア「どうだった!!」
ヴィラ「俺のほうが上手くすべれましたよね!?」
ジンの答えは・・・・・
ジン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私がやろう」
ガイア&ヴィラ「(えぇ――――――――――!!!!)」
ジンは二人の言葉に対して自分の意思をつらぬきとおしたのだ!!
そして横曲がりのボーゲンのてっぺんにくる。
ジン「(二人の惜しみない努力がうんだ技じゃ・・・・・・・・・)」
ボーゲンの下からはガイア・プラム・ヴィラが見てくる。(ガイアはにらみつけていた)
ジン「えいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」
ガイアとヴィラより低くジャンプをした。いや、ジャンプはしていない。ものすごい勢いで地面にぶつかりに行ったみたいだ。
横曲がりのボーゲンが少し揺れる。雪煙も舞った。
この雪煙が晴れたあと、下からみていたガイア・ヴィラ・プラムの表情がすごい。
果たしてジンは滑れていたのか?それとも・・・・・・・・・・。
続く!!