「6章」 28話 『超絶空低空走 2』

【あらすじ】

この世界最大の山 『大結晶の絶壁』 を登るべく、立ち上がった4人の勇者たち!(勇者かどうかはわかりませんが)
これの山の頂上には世界最強といわれたチャオがいるという伝説もある山なのだ。
そしてこの先には 『三幻神』 とよばれるチャオが凍っているらしい。

目的はこの凍っている 『三幻神』 を復活させるのをDN帝国から阻止するためであり、山を登った。しかし山の雪崩により地上まで落ちてしまう。

地上には1つの小屋があった。

この小屋の住人・『フラッペ』、今から『超絶空低空走』 というものを教わるのであった・・・・・・・・・・。


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ガイア・ヴィラ・プラム・ジン(ヒュウガ)は小屋の外にでていた。

フラッペ「今から『超絶空低空走』を教えるぞ。ワシについてこい。」

フラッペは勝手に今まできていない道を歩いていった。それに4匹のチャオがついていく。


==============================『山奥』==============================


きた場所にはスノボーでテクニックをつけられるかのような横曲がりにでかいボーゲンがあった。

ガイア「(俺たちはいまからスケボーをするためにここへきたのか?;;)」

フラッペが喋りだす。

フラッペ「今からお前たちにワシと同じようなことをしてもらう。これを1人でも覚えればあの山をのぼることができるじゃろう」

フラッペはせっせと横曲がりのボーゲンをのぼり、てっぺんまで来た。

上にいるフラッペをガイア・ヴィラ・プラム・ジンが見る。

ジン「あんな場所からここまでどうやって降りてくるんだろうね」

プラム「多分私の考えでは滑っておりてくるのだと思いますが・・・・・・・・・・・・」

ヴィラ「いや無理だろ!?どう考えたってあの場所から滑ってくることは無理だろ!!」

ヴィラのいうとおり横曲がりのボーゲンの角度ははんぱじゃない。

角度は60度くらいだろう。


フラッペ「へいやぁ!」


いっきにてっぺんから落ちてくるフラッペ。これを見た4人の目は全員すごい事になっていた。

何とフラッペは体が見えないくらい小さくしゃがみ、ものすごいスピードでこちらへ下降してくるのだ。

いつのまにか目の前にフラッペの姿が現れた。

フラッペ「これを誰か一人が覚えて欲しい。コツなどは自分でみつけるのじゃ。」

ガイア「おい!コツっていっても1回みただけじゃ・・・・・!!」

フラッペ「大丈夫じゃ」

正直ガイアの話など聞いてなかったようなかんじで自分の小屋へ帰っていくフラッペ。

それを見ていた4人は唖然としていた。

全員が一回しゃがんだ。

ヴィラ「おいおい!あんな説明じゃできっこないと思うぜ」

ジン「フラッペさんはものすごいしゃがんで滑っていた。だから『超絶空低空走』なのかもしれないな」

ガイア「よし!俺がやってみよう!」

ガイアは立ち上がり、横曲がりのボーゲンのてっぺんに来た。

やはりてっぺんから下を見下ろすとすばらしい。足がもう動かなくなるからだ(ぇ

ヴィラ「早く降りてこいよ~~~」

ガイア「おぅ・・・・・いまからぃくぜ!」

ガイアがフラッペがやったことと同じようにジャンプした。しかしこの時点で失敗しているとはわからないだろう。

ガイア「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!」

ガイアはまず地面に着地できずに地面へ激突し、そのままものすごいスピードでころがって落ちてきた。

下からみれば自爆したチャオにしかみえないだろう。


ジン「やはりこうなると思っていたよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ヴィラ「(ガイア・・・・・・・・・・かっこいい!)」

プラム「・・・・・・・・・・」


こうして4匹の特訓がはじまる!!!!!

続く。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第191号
ページ番号
202 / 310
この作品について
タイトル
真実の冒険
作者
土星(サターン)
初回掲載
週刊チャオ第107号
最終掲載
2021年6月29日
連載期間
約17年3ヵ月12日