「6章」 24話 『大結晶の絶壁 1』

====================【あらすじ】====================

フロストの戦いの後 プラムの性格の差をしったガイア・ヴィラ・ジン。
この場所をぬけるとすぐに『大結晶の絶壁』があるらしい。

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今・目の前におおきな雪の山が広がっている。

そう、まさしくこの場所がチャオの世界最大級の山 『大結晶の絶壁』 だ!

==============================『大結晶の絶壁』==============================


標高500M チャオに見れば最大級の山である(ちなみに東京タワーの1、5倍くらい?)

ヴィラ「こんな山を登るのか・・・・・・・・・・」

いきなりヴィラの顔が青ざめている。

プラム「ええ、でもこの山は約3日かけて登る山です。そして山の頂点に伝説のチャオがいるとよばれています」

伝説のチャオとは・・・・・・・・・・伝説のチャオだ(ぇ

さっそくガイアとジンが山を登ろうとしていた。

ガイア「さあて・・・・・頑張るぞ!」

足をまずは引っ掛けた。

ジン「うむ・・・・・・・・・・滑りやすいと思ったが中々滑らないな」

プラム「ヒュウガさん。でも気をつけてください この山には雪崩が起きることもあるらしいですから」

ジン「そうじゃな。 頑張って頂上を目指そう」

4人は頑張って頑張って山を登っていく。山はとても登りやすいが、その反面とても高く落ちたら生きてかえるのは無理な場所だ。

ガイアとヴィラはどうでもいいが。プラムとジンは慎重に登っていく。


『大結晶の絶壁 100M地点』


まずは5分の一を登りきったガイア。

場所はとても寒いので手を温めながら登って行く。

ヴィラ「ヒュウガさん・・・・・大丈夫ですかぁ?」

ジン「おお大丈夫だ。それよりヴィラは大丈夫か?手が凍ったらおしまいじゃぞ」

ヴィラ「それなら心配いりません。俺は自分のサーベルを突き刺して登っていますから」

ヴィラはサーベルを壁に突き刺しながらサクサク登っていた。

しかしこの行動が一番危険なことをヴィラの他の3人も知らなかった。


『大結晶の絶壁 150M地点』


ここからさらに山の斜面がきつくなりそうな所だ。

そして壁のデコボコも少なくなっていき、ツルツルな場所が多くなり山を登る場所が減ってきている。

ヴィラがやはり先頭に立って登っていった。

ヴィラ「ここまでくると息ができなくなってくるな・・・みんなは大丈夫かな?」

ヴィラは下を向いた。そのとき壁のほうから『ゴゴゴ』という振動音がした。

ガイア「ヴィラどうしたんだ?」

下を向いたヴィラに向かって言った。

だがその瞬間、ヴィラのサーベルを突き刺した壁が崩壊し、ヴィラと大きな絶壁の壁が上から落っこちてきたのだ。

ガイア「うわぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!」

ガイアはとっさに頭を下げるが、壁にぶつかり落っこちてしまいそうになる。

ジン「ヴィラ!ヴィラはどこだ!」

大きな絶壁の壁が落っこちてくる。ジンは壁が崩壊して姿が消えたヴィラを探している。

しかしそんな余裕はない。上には落ちそうになるガイア 目の前には絶壁の一部が。

プラム「きゃあああああ!」

ジン「叫ぶな!ブリザードサイクロン!」

ジンは剣から氷の竜巻を発生させおおきない壁の一部を吹き飛ばしてしまう。

それからヴィラの場所を必死に探した。

ヴィラはガイアの足につかまっていた。だが崩壊した衝撃でボロボロだ。

ヴィラ「わるい・・・俺が安静したばっかりに・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ガイア「いいから早く違う壁に移ってくれ・・・・・俺がこのままだと落っこちてしまう」

たしかにガイアの足につかまっているのでガイアも危ない状態だ。 それにおおきな壁にぶつかっていた。

ヴィラはとっさに違う壁に移り、慎重に壁をのぼっていく。


『大結晶の絶壁』 登りきるまであと300M


続く!

このページについて
掲載号
週刊チャオ第189号
ページ番号
198 / 310
この作品について
タイトル
真実の冒険
作者
土星(サターン)
初回掲載
週刊チャオ第107号
最終掲載
2021年6月29日
連載期間
約17年3ヵ月12日