「6章」 22話 フロストVSジン&プラム 『プラムの決死の王手』

====================【あらすじ】====================

ガイアがフロストの必殺技 『フリーズメテオ』 に破れ、ヴィラも同じくやられてしまう。
これで終わったがと思ったが、ジンとプラムが姿を現した・・・・・。

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ジン「ヴィラの仇とガイアの仇をとらせてもらうぞ!」

ジンはフロストに向かって走り出した。

フロスト「あなたは私にとっては最高の敵・・・・・・・あなたのでる剣からでは氷しか発生させることができない・・・・・・」

フロストは避けることもないように止まっていた。

ジン「うりゃぁぁぁぁぁぁああ!」

ジンの剣がフロストに当たる。しかし剣が当たったところの傷が氷となり、地面に落ちた。

これはヴィラと戦っていたときに言っていた 『フリーズシールド』 だ。

フリーズシールドの効果で剣などの攻撃でできる傷は氷となって地面に落ちてしまうのだ。

ジン「まだまだぁ!」

氷となって落ちる傷にさからわずどんどん攻撃していく。

100発以上叩き込んだが意味はなかった。


フロスト「どんだけやってもいみがないのよ?」


剣の振りすぎで疲れているジンを見た。ジンは剣をおさえている。

ジン「はぁ・・・・・はぁ・・・・・私の剣ではコイツに攻撃はできないのか・・・・・」

自分の無念さを知ったジンはひどく落ち込んだ。

そんな時 プラムが後ろから恐る恐る現れる。

プラム「ヒュウガさん!私に考えがあります!戦いはかなり怖いけど・・・・・・・・・・・どうにかなるかもしれません!」

フロスト「弱虫はひっこんでなさい!!!」

プラムの場所へ自分の作り出した氷を投げた。

プラム「きゃっきゃああああああああああああああああああああああああああ!」

ジン「頭を下げろ!」

ジンが自分の剣でプラムに飛んでいった氷を受け止めた。フロストの場所からプラムの場所まで走ってくる早さはガイア以上だ。

プラム「あっありがとうございます。」

ジン「気にするな。それよりいい考えがあるようだな?」

プラム「はっはい!・・・・・・えっと・・・・・・・・・・氷の竜巻を打ち込んでください!」

ジン「氷の竜巻?それがいい考えなのか?」

氷の竜巻とはジンの技 『ブリザードサイクロン』 である。

ジンはまたフロストの場所まで走って行った。


フロスト「なんど私に何をしようと同じこと! 『フリーズメテオ』 !!」


フロストの手から毎度おなじみのように大きな氷が手で作られた。

その氷はジンへと飛んでいく。

ジン「(さっきと同じ技を使って意味があるのか?・・・・・・・・・ええい!)ブリザードサイクロン!」

ジンが最初にフロストへ使った技 『ブリザードサイクロン』 をまた使い、剣から氷の竜巻を発生させた。

竜巻はフロストの 『フリーズメテオ』 を飲み込んでフロストへ飛んでいく。

フロスト「また操ってやる!」

プラム「(いまだ!)」

フロストが手を上げたと同時に、プラムがフロストの場所へ向かって走り出した。

ふろストの手にジンの発生させた竜巻がのっかる(フロストは氷を操れるので、ジンの氷の技は無効化され、あやつられます)

プラム「ヒュウガさん!ガイアとヴィラを非難させてください!どこかで倒れています!」

ジンに指示をした。

ジンはすぐにガイアとヴィラを持ち上げ非難させる。

その間にプラムVSフロストが始まろうとしていた。

フロスト「ハハハハハハハハハハハ! この竜巻に飲み込まれたいのか!」

プラム「そんなことだったら私はやらない!」

プラムはジャンプをして自ら竜巻に突っ込んだ。

フロスト「くらえ!」


プラム「それはこっちのセリフ! 魔法 『フレイム』 !!」


プラムの持っていた筆から小さな炎がでて竜巻に当たった。 それからすぐに竜巻がいっきに炎の竜巻と化した。 実はこれがプラムの狙いである。

フロスト「ちょっと!私まで燃えて・・・・・・・・・・・・・・・ああああああああああ!」

フロストは自分があやつっていた竜巻に火がついたことにより、一緒に燃えてしまった。

もしプラムのタイミングがおかしくなっていればプラムは竜巻の餌食になったであろう。

プラムの魔法 『小さいけれど威力がある』 事を知ったジンであった・・・(ガイアとヴィラは気絶していたので知りませんのです)


続く。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第185号
ページ番号
197 / 310
この作品について
タイトル
真実の冒険
作者
土星(サターン)
初回掲載
週刊チャオ第107号
最終掲載
2021年6月29日
連載期間
約17年3ヵ月12日