「６章」　１３話　ジンＶＳガイア　『像より本体より勝利』

【あらすじ】
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ジンと戦いをし、苦戦はなく、ガイアの方が有利な戦いだったが、ジンはこれを覆すように必殺技をくりだしてきた。
ジンの必殺技『ブリザードサイクロン』は破壊できるのか？


ヒュウガの道場に大きな竜巻が吹き荒れる。

これは道場の外からも見えた。なぜなら道場の屋根は氷の竜巻により破壊されてしまったからである・・・。


＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ヒュウガ　道場の場外＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝


ヒュウガの道場の外から見えた竜巻を『フリージング・ボーゲン』の多くのチャオが見ていた。

その中にヴィラの姿と１匹のチャオの姿が見えた。

ヴィラ「この竜巻は・・・・・・・ヒュウガ師匠の必殺技・・・・・・・・・・・・・一体何がこの道場で起きているのだ？」

？？？「多分私の予想だとヒュウガさんがぶち切れましたねぇ。いや本気になったのでしょう・・・・・・・・・・」

横にいるチャオがヴィラの言葉に反応した。

このチャオはヒーローオヨギのチャオで、なぜか１本のフデを持っていた。

ヴィラ「あなたはヒュウガ師匠を知っているのか？」

疑問に思ったことを横にいたチャオに話しかけようとしたが、なぜかもうヒーローオヨギのチャオは横へはいなかった。そのかわり地面に手紙が残っていた。

ヴィラは読む


ヴィラ（手紙の文）「私はあなたが修行しているときにきたものです。そしてあなたと同じ、ＤＮ帝国を倒すためにきたチャオです・・・・・・・・・・・・・・・」


意味深な言葉を書き残した１匹のチャオ・・・・・・・・・・・・・・・一体このチャオは何なのだろうか・・・・・・・・・。


＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ヒュウガの道場＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝


この道場では外からは見えないすさまじい竜巻が吹いていた。この竜巻の中にジンがいる。

ガイア「『ブリザードサイクロン』、恐ろしい技だ！俺の技が通用するのか・・？」

ガイアは自分の赤い剣をクロスさせ、竜巻に剣を振った。

そして自分の赤き剣をバババババババババッと竜巻を切りつけるが、逆に切りつけているときに竜巻に飲み込まれてしまう。

竜巻には氷が待っていて当たるとやばい。

ジン「さあ我の竜巻をとめてみよ！」

竜巻の中心にいるジンはガイアに向かって飛んだ。

ガイア「ダメダ！前が見えない」

ジン「喰らえ、我の必殺技！『アイシング・スタチュー』」

ガイアに向かって剣をジンが振った。ガイアの剣に剣が当たった音がし、いきなり竜巻全てが凍ってしまう。

ジンは地面に着地したが、ガイアは凍った竜巻の中で化石となってしまう。

ジン「これでガイアはこの凍った竜巻の中・・・・・我の勝ちだな」

凍った竜巻をみてジンは自分の勝利を確信したが、なぜかジンの体に殺気を感じた。竜巻から謎の音が聞こえる。

それはガイアの場所からだった。「ピキッピキ」の音から「ビキビキ」となり、「バキバキ」へと音が変わっていく。


ガイア「こんなところでやられる俺じゃあねぇよジン。」


竜巻の中から姿を現したガイア。ガイアが竜巻からでてくることで竜巻は崩壊してしまい、地面に氷の塊が落ちてしまう。

ジン「なぜだ・・・・・・・・・・我の氷の威力は相当なハズだ・・・ガイアは氷の中で埋まったハズじゃ！」

ガイア「じゃあ氷の中を見てみろよ」

ガイアは落ちた氷の粒にある物体をジンに見せた。

この物体を見たジンは驚いた！物体の正体はガイアの剣だった。「たしかに今ガイアは剣を一本しかない」事を今気づいたｗ

どうやらジンが攻撃したのはガイアの剣であり、このときガイアは剣から手を離し、竜巻の氷結から回避していたようだ。

しかも竜巻が破壊＝ガイアの勝ちだったので、ガイアの勝ちだ。

ジンは氷の塊をガイアと一緒に砕き、赤い剣を取り出した。ジンの顔はとてもくやしそうだ。

ジン「我の負けなのか・・・・・・・・・・・・・・このままでは・・・・・・・・・」

ガイア「まあ負けは負けだけど普通に戦った俺の負けだと思う。それでさ・・・・・・・・・・・・・・・・・俺達と一緒に旅をしないか？」

ガイアの言った言葉にジンは黙ってしまうが、１０秒後くらいに口を開いた。

ジン「我も旅か・・・・・これで３回目の一緒の旅となるんだよな？しかたがない！旅をしよう！」

ガイア「よっしゃあ！」

こうしてジンが仲間になった。　道場の破壊された場所からは太陽の光が差し込んでくる・・・・・・・・・・。


ジンＶＳガイア　完