「6章」 2話 『恩人へヴィラの怒り』
あらすじ
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3幻神とよばれる世界をゾンジャカホイホイにしたチャオを復活させるヴォルスト。
また新しい闇が立ち込めてきたのである・・・・・・・・・・
==============忘却の森の外=================
1匹のチャオが忘却の森とよばれる場所で倒れていた。
忘却の森とは全てを忘れさせてくれるようなきれいな森で中心には神秘な湖もある。
その湖の下には「忘却の都」というものがあり、きれいなお城があった。
しかしその場所はジェノムとの戦いで破壊され、この忘却の森じたいが枯れてしまった。
その森を破壊したのがコイツである(ぇ
ガイア「俺のせいでこの世界は破滅していくんだよな・・・・・・・・・」
コイツはガイア・アロン。この「真実の冒険」の主人公である。
そして世界を滅ぼすための道を作った容疑者である(ぇぇ
ガイアは悩んでいた。
自分があのときジェノムに虹色の剣で殺しておけば・・・・
あのときジャンプしないでとどめをさしていれば・・・・・・・・。
チャインのいうとおりにしていれば・・・・・
「自分のせい」この事で頭がいっぱいだったのだ。
こんな事を考えながらずっと地面に座っていた。となりにはチャインからもらった2本の剣がある。
剣は青く光美しかった・・・・・・・・・・・。
ガイア「この剣で世界・・・・・仲間を助ける事ができるのかな・・・・」
ガイアは剣を持った。1本を右手にもう1本を左手にもった。
そのまま素振りしてみる。前にもっていたファーストブレイクより軽いし使いやすい。
こんな事をしている間に1匹のチャオが前にいるのに気づいた。
彼もまた2本の剣ではなくサーベルのようなものを持っていた。倒れている。
???「そこにいるの~助けてくれ・・・・・・・・・・・」
???は死に物狂いで歩いてきたらしく、足がボロボロだ。
急いでガイアはこのチャオをつれ、寝かせ、さらにチャオの実を渡した。
「久しぶりの食べ物だ!」とがつく彼。
ガイアは声をかけてみた。
ガイア「君は一体だれなんだい?俺の名前はガイア。今はもう生きる希望もない・・・・・」
「生きる希望もない」
こう言った瞬間に彼の頭はぶち切れ、自分の2本のサーベルをガイアに突きつける。
???「お前は生きる希望などないと言うのか!今でも生きたくてもいきれないチャオがいるというのに!」
???の体がどんどん赤くなっていく。
このままでは危ないとガイアは2本の剣を構えた。
ガイア「お前は一体・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
???「俺の名はヴィラだ!生きたくないのなら殺してやる!」
6章の開始そうそう、早くも戦いがはじまる。
続く!