「5章」 ジェノムVSガイア軍 【不死の息・帰還した稲妻の影】

【あらすじ】
ジェノムの弱点を見つけたガイアとオキス。
ジェノムの放つ赤き閃光につっこんでいく理由はわからないが意味があるだろう。
攻撃はジェノムに通用するのだろうか・・・・・・・・・・?




4~5発の赤い閃光めがけてオキスとガイアはぶつかりにいく。

ジェノム「いったい何を考えているのだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ガイア「見てればわかるさ!」

ガイアがまず赤き閃光の弾に激突しにいった。普通なら赤き閃光に当たり黒コゲになるところだが、ガイアは剣で閃光を反射させた。

続いてオキスも槍を回転させ反射させた。

反射した赤き閃光はジェノムに向かって4~5発全て飛んでいく。

ジェノム「剣で赤き閃光を反射したのか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ジェノムは全ての赤き閃光を避けた。

もう1回赤き閃光を放ってくるとガイアとオキスは思ったが、ジェノムも頭がいい。連続した赤き閃光攻撃をジェノムはやめた。



少し時間が流れる・・・・・・・・・・・・・・・・・。



オキス「何だ・・この時間は・・・」

ガイア「ジェノムの頭の中で何か考えているのだろう。10分もジェノムは動いていない」

ジェノムは赤き閃光の連続をやめたあと、10分近く動かなくなってしまっていた。

それはこちらの様子をうかがっているのか、単なる休憩かはわからない。

この間に、レイズは黒こげになった体を「リバースの実」(回復する実)を食べ、傷を治した。

回復したレイズは立ち上がる。

レイズ「アイツはなぜ動かないの・・・・・・・・・・?」

レイズが立ち上がったと同時に不意打ちのようにジェノムは新しい技を繰り出した。

ジェノム「聖なる青き炎・「エターナルブレス」

ジェノムは青い炎をいきなり吹き出した。

これにオキスもガイアもレイズは読んでいたような感じで簡単にエターナルブレスを避けた。

空中へとジャンプした3人はジェノムへの攻撃へと移る。

オキス「ツインドラゴンスピア!」

槍を回転させ竜巻を激突させにいくオキス。

ジェノムは攻撃態勢だ。

ジェノム「私の聖なる炎は技をも簡単に貫く・・・・・・・・・まさに不死の息吹!」

ジェノムの口から青い炎・エターナルブレスを吹き出した。

青い炎はツインドラゴンスピアを消し、すごいスピードでオキスに炎が飛んでいく。

ガイア「俺が止めてやる!」

ガイアは剣で炎を止めようとしたが、止められずに炎はガイアを突きぬけオキスへ飛んでいく。

レイズ「必殺!ブラッディーレイヴ!」

鎌を大きく振り、空中へと鎌を飛ばし、炎を切り裂こうとするレイズ。

だがこれも炎が突き破り、レイズにも炎が貫通してオキスへと炎は向かっていく。

ガイアもレイズも青き炎をくらい地面に落ちてしまった。

オキス「ほほほほほほほほほ炎!くるなあああああああああああ!」

オキスにも青い炎が貫通した。

ガイア・レイズ・オキスは地面に倒れてしまい気を失いかけている・・・・・・・・・・。


ガイア「GAME OVER・・・・・・・・・なのだろうか」

もう青き炎のエターナルブレスにより立つ事も今はできない。3人は自分の持っている最後の「リバースの実」を食べた。

回復まで時間がかかるが死ぬことはないだろう。


しかしまだ戦いは終わってはいない。ガイアたちの前にジェノムが来る。

ジェノム「もうお前たちの未来はない・・・・この世界は我が守護神・「チャイン」様によって作り変えられるのだ」

ジェノムがまた口から青き炎を吹き出そうとしたとき・後ろから1匹の影があらわれた。

1匹のチャオはガイア・オキス・レイズの前に立ち・炎を止めようとした。

オキス「お前は・・・・・・・・・・・・・」

見覚えがあるだけに驚きを隠せない。意識は薄れていたが、シャドウチャオという事はわかっていた。

レッド「久しぶりだな。オキス!レイズ!ガイア!」

1匹のチャオはプラネットバレーで別れたチャオ・シャドウチャオのレッドだった。

レッドは雷を手にかなり貯めている。

ジェノム「お前は・・・・・・・・・・・・?」

レッド「僕かい?僕の名はレッド。昔この仲間たちと戦った者さ。話は聞いていたけどお前たちは世界を変えることなどできないよ。」

レッドは両手を前に差し出し雷が中心へと集まっていく・・・・・・・。

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第173号
ページ番号
167 / 310
この作品について
タイトル
真実の冒険
作者
土星(サターン)
初回掲載
週刊チャオ第107号
最終掲載
2021年6月29日
連載期間
約17年3ヵ月12日