「5章」 103話 【黒の魔石を守る魔女】
【あらすじ】
チャインを見つけ、それをレイズとリアルが追いかける。
オキスは黒の魔石の地図がおいてある場所で、戦いがはじまろうとしていた・・・。
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※ここからはレイズとリアルの物語です。
レイズとリアルは黒の魔石を取られないよう、チャインを追いかけた。
チャインの姿は早くも消えてしまうが、リアルとレイズが追いかけた場所には黒い扉のようなものが前にある。
リアル「たっく!どこにチャインはいったのよ・・・」
レイズ「多分だけど・・この黒い扉の先じゃない?それにここ何処よ?」
レイズとリアルがいる場所は黒い扉があるだけでなく、地面にはチャオのガイコツの被り物がいっぱい落ちている。
周りはとても暗く、黒い扉についている光だけだ。
でもなぜここに来るまでに気づかなかったのだろうか?笑
リアル「この先にね~・・ならこの扉を開けましょう」
リアルは黒い扉を押す。黒い扉は少しずつだがゴゴッという音を立てて開いていく。
レイズ「じゃあ私も・・」
レイズもリアルと一緒に扉を押す。
扉を押した後、前には下へ続く階段があるが、途中で周りが暗いために見えなくなっている。
しかたなく二人は歩いた。
レイズ「結構怖いわね・・・」
リアル「目の前が全然見えないわ・・・本当にこの先に黒の魔石が・・・・・」
「黒の魔石はこの階段の下よ」
突然女のような声でレイズとリアルの後ろから声が聞こえた。かすかだが一緒に後ろから階段で降りてくるチャオがいる。
リアル「だれよ!」
「私?わたしはこの黒の魔石を守る神殿のガーディアン。そしてこの神殿にいる最強のチャオ・・・」
階段からレイズとリアルの場所まで降りてくる。相手はダークのオヨギオヨギのチャオだ。
これを見たレイズとリアルは少し離れる。
レイズ「なっなまえは・・・?」
ゲイト「私の名前はゲイト・ズ・デーモン。あなた達は黒の魔石を手に入れにきたんでしょう?」
リアル「そうね。でも黒の魔石は悪いヤツに取られないために阻止するのが1つの目標」
ゲイト「黒の魔石はどんな願いでもかなえられる究極の宝石。どんな人たちにも渡すことはできません・・」
ゲイトは見えない天上に向かって手を上げる
ゲイト「私たちに光を・・・ダウン・バーン」
ゲイトの手が光り、天上の壁が下に落下してくる。これをレイズとリアルは普通に避けるが、天上が落ちてきたために階段がふさがれてしまった。
だが天上は壁が壊れたために青い空が見える。
リアル「(何て力なの!・・・・・・・・・・・・・)」
ゲイト「私を苦戦させればこの壊れた天上の下にある階段の奥へ進ませてあげましょう。・・ただし勝つ事ができれば・・・・・」
ゲイトは自分の武器・デモンズクローというナックルを装備した。
この戦いは明るい場所で行われるが、だれも他のチャオは近寄ることはできない・・・。
リアル「勝負よ!」
続く。