「5章」 102話 【支配者&魔獣】
【あらすじ】
セヴンVSシャントの戦いが終わり、オキス・レイズ・リアルは前に進んでいく。
この先何があるのだろうか・・・・・・・・・・?
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ここからはオキス・リアル・レイズの物語です。
大きな穴・ビッグホールを抜けたオキスたちは、扉が壊れている場所まできていた・・
=====古代神殿内部・扉が壊れている場所===
オキス「何で扉が・・・・・」
リアル「この扉の先にもしかして黒の魔石があるんじゃない?歩いた距離から考えるとそうかもしれないわ」
レイズ「でもこの扉・・大きいわね」
壊れた扉の大きさは、古代神殿の中でいちばん大きな扉だった。
壊れた扉のおくには炎が見えている。
リアル「はいってみる?」
オキス「セヴンはどうなったかわからないからな・・・・・・・・・・・・・入ろう!」
3人は壊れた扉の奥へと進んだ。
奥はたいまつ(木のぼうに炎がついたもの)が横に何本も置いてあり、30M先には宝箱のようなものが見えた。
しかしその宝物の上に宝の地図のようなものを持ったチャオがおり、その場所にオキス達は近寄る。
宝箱に乗っかっていたチャオはこっちを見て話しかけてきた・・。
???「お前たちは・・・・何処かで私と会わなかったか?」
リアル「私は覚えているわ」
オキス「俺も覚えている・・・特にガイアがよく知っているかな?久しぶりだチャイン」
宝箱の上に乗っていたのはチャインだった。
チャインは500年前にダーカというチャオを倒し、地球の平和を戻したチャオだ。
詳しくは土星が書いた、「チャイン物語」を見れば分かります。
なぜかチャインは世界を支配しようと、DN帝国がつくった人工チャオ・「ジェノム」を持っている。
チャイン「私の名前を覚えているとは・・・・そんなのどうでもいい・・・私は今から黒の魔石を手に入れるためある場所に行かなくてはならないのでね」
チャインは大きくジャンプし、オキスたちをこえ、壊れた扉の前の場所まえに飛び乗る。
オキス「ちょっと待て!チャインさん・・・・いやチャイン!」
行こうとしたチャインをオキスが声でとめる。
チャイン「なんだい?」
オキス「DN帝国の連中はどうした?それと俺たちはガイアのために黒の魔石を手に入れなければならないんだ!」
チャイン「1つ目の質問だが・・・・・さっき俺が倒し、5人くらいは逃げた。 2つ目の事だが・・・・あきらめろ、お前達では黒の魔石は手に入れることはできない」
そういうとチャインは高くジャンプし、どんどん先へ進んでしまう。
そしてチャインの持っている地図は黒の魔石のありかだとリアルは推測した。
リアル「チャインを追いかけるわ!このままだと黒の魔石が・・・」
オキス「よし!早く・・・・・」
オキスたちが追いかけようとした瞬間にゴオオオオオオ!と大きな音がいきなり響く。
その音は前の宝箱がある前の壁が壊れる音で、そこから1匹のチャオが姿を現す。
ムドラ「ふう・・・トイレに行ってたおかげでこの場所に来るのが遅くなっちまったぜ」
ムドラと言うチャオは前を見た。
ムドラ「ほほう・・・お前らがこの宝箱の中の地図をとったんだな?」
レイズ「ちがうわ!私たちはチャインを・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ムドラ「言い訳はよせ・・私の名はムドラ・レド。この古代神殿の地図を守るガーディアン・・・・・・・」
ムドラはチャインと同じく大きく宝箱の場所からジャンプし、オキスたちの場所に着地する。
オキス「レイズとリアルはチャインを追ってくれ。俺はこのムドラとか言うチャオを説得させてみせる!」
リアル「でっでもそうしたらオキスが!」
オキス「早くいけ!そうしなければチャインに黒の魔石がとられてしまうだろうが!」
オキスの大きくな怒鳴り声が響く、レイズとリアルを強制的にチャインの元へとオキスは行かせた。
その後、オキスは自分の槍・シャドウスピアをかまえる。
ムドラ「女二人をチャインとかというヤツの場所へいかせるとは・・・たいした自信だな」
オキス「俺たちが黒の魔石の地図をもってないということを証明させたいだけだ!別に自信などない」
ムドラ「じゃあ俺とどこまで戦えるか勝負しよう・・・・・・・・・・」
これから二人の戦いがはじまる!
続く