「5章」 ジンVSエン 【約束を守った戦士】
【あらすじ】
エンは最終技により剣を空へとばした。
飛ばした剣は雷となりジンに襲い掛かる。第3ラウンドのはじまりだ!
エン「俺の最終技をくらえ!ギグステンペスト」
空からはエンの最終技によりジンへ向けて雷をふらしている。
ジンは避けているが、よけて地面にあたった雷はもえてしまっていた。
ジン「何という攻撃力・・・この場所をすべて燃やしつくす気か!?」
エン「その通りさ!貴様は俺の雷・・・いや燃え尽きてしまうだろう」
エンの作り出した雷はどんどん早くなり、ジンに襲い掛かる。
エンはこのチャンスを逃がさないとジンをジリジリと追い詰める。
逃げているジンの体力ももうそろそろ限界だ。
ジン「はあ・・・!避けているのがもう辛い、このままでは我が負けてしまうかも知れん。こうなったら・・・・・」
ジンは避けるのをやめ、自分の剣地面に刺した。
エン「あきらめたか!?」
ジン「いいや違う。我にはまだ自分で作り出した奥義がある。これを使えばもう我の剣は粉々になり、自分の命もなくなるかも知れん」
地面に刺した剣はジンの力、いや祖先がくれた力によりどんどん黄色と赤が混じった色に変色していく。
ジンを捕まえようとしたエンはただ呆然とたっているしかなかった。
そして等々剣に力をいれているジンの上に雷が落ちてきた。避けることはもうできないほどのスピードだ!
エン「燃え尽きろ!」
ジンの体に大きな雷がダイレクトに落ちる。ふつうなら体が粉々になるははずだが、体が真っ黒になっただけで立っている。
ジン「全てを失ってもお前を倒すと約束したハズじゃ・・・・・・はああああああああ!」
ジンは剣に全ての力をこめる。剣のまわりには大きな円ができる。
エン「一体何を!?」
ジン「全てを終焉させよ!奥義・破壊荒天斬(はかいこうてんざん)!」
この言葉と同時に剣は粉々になる。
しかもこの衝撃で周りのも全て(地面も天上も)がふっとんだ!エンの目の前は白くなり意識がなくなる寸前だった。
エン「これが貴様の最終奥義か・・・・・・・・・・・・・この技で倒されるのは悪くない」
これを最後にエンは爆発によって姿を消した。
それにともないジンも姿を消してしまった。剣の爆発は尋常じゃない。もう周りは扉が崩れ、祭壇もこなごなになり、祭壇にかくれていた道もむきだしになっている。
リアル達がつかまっていたカプセルも粉々になった。
ジンはエンと一緒に消えてしまったのかもしれない。もしかしたら爆発により燃え尽きたのかもしれない。
だがジンは仲間を守る約束を守ったのだ。
こうしてジンとエンの戦いに終焉がつく。
まわりにはジンの剣のカケラが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
エンVSジン編 完!