「5章」 ジンVSエン 【心に秘める思い】
【あらすじ】
二人のたたかいは第二ラウンドへともちこまれた!
ジンの体は限界まできていたが、仲間のことを思い全てをぶつけ戦うことを決意した。
エン「まだやるのかい?貴様では俺を倒すことはできないだろう。もう結果はでているじゃないか?」
ジン「我は・・仲間のため・・この命尽きようとも・・・戦う!」
ジンは剣をかまえる。まわりはもうエンの攻撃・ボルケーノイグザリオンにより燃えていた。
歩く場所もほとんどないが、ジンの体は大丈夫らしい・・
エン「やれやれ・・・貴様の体力、いや精神力は立派だよ。でもこれで死ぬだろう」
エンは自分の1本の剣をジンに投げた。
ジン「ふんっ!」
ジンはこの攻撃を普通に剣ではじく。だが1本はじいただけなのに、足がふらつく。
エン「やばいじゃないか?」
ジン「我はまだいけると言ったじゃろう、主は必ず倒す!」
エンの体にジンが大きく剣をふり、攻撃しようとした。攻撃はエンには当たらない、まだまだ攻撃をする。
5発ほど剣を大きく振った後、つかれてまた地面に倒れかかる。だが剣をつかいたおれるのを防いだ。
ジン「はぁ・・・・・はぁ・・・・・攻撃があたらない・・・・・」
エン「俺が当ててやろう」
エンは自分の剣でうごけない状態のジンを足で蹴り飛ばし、宙に舞いさせる。
ふっとんだジンは空中にとぶが、これをエンが上からまた剣技をつかった。
エン「剣技・ヴァイブレイドクラッシュ!」
また地面が揺れ始める。空中にとんでいるので地面が揺れても効果がないが、ジンの体の上から剣でたたきつけた。
この衝撃で揺れている地面にジンはたたきつけられる。
地面は燃えていたのでジンの体もどんどん赤くなっていく、やばい状態だ。
ジン「我の肉体が熱い・・・・・・・・・・ここで我は燃えて尽き果てるのか・・・・・・」
ジンは意識が消えるなかで負けることを考えてしまう。
しかしジンの頭には見たこともないチャオがうっすらと浮かびあがった。自分の色と同じ色で青いチャオだ。
「ジンよ・・・・・」
ジン「主は一体誰なのじゃ?我はお前をみたことがない・・・・・・・・・・」
「それは当たり前じゃ。ワシはお前が生まれる499年前の自分じゃからな。言わばお前の祖先じゃ」
青いチャオはジンに近づきこう言った。
「あきらめるな。ワシはお前を見守っている。お前はまだ本当の力をだしていない。今戦っている相手など敵ではないぞ」と
この後青いチャオはジンの心から姿をけしてしまう。エンからはジンが倒れているだけとしかいいようがない。
エン「死んだか・・・・・?もう3分はあの場所から離れない。もしかしたら焼けたか?近づいてみるか」
エンはジンに近づく。
ジンはここでいきなり立ち上がり、燃えた体をエンにみせつけるように喋る。
ジン「もう我は倒れることはないじゃろう。今度は我の反撃からでいいかな?」
エン「なっなに!?」
ジンの赤い剣はエンの剣と同じように燃え上がる。
ジンは自分の剣を上にかざした。
ジン「我に力を!499年前の祖先よ!」
ジンの剣に空から光が刺す。剣からは大きな光が生まれた。
その剣をエンの体に向ける。エンは自分の剣をクロスして防御体制にはいった。
エン「そんな燃えて光った剣で俺を倒すつもりか!?貴様の力はもう・・・」
ジン「燃えちれ!炎の龍・火龍鳳凰天激!」
ジンの剣から燃えた龍がエンに向かってつっこんでいく。
剣でエンは防御したが炎の龍により空中にとばされてしまう、そのまま空中で切り裂かれるようにエンに炎はぶつかった。
エン「ぎゃああああああああああああああああああ!燃えるうううううううううう!」
エンの体は炎によりかなり燃えてしまう。
エンは燃えたなかでも剣をジンに向け狙いをさだめる。ジンはこれは気づいていない。
ジン「これで我の勝ちじゃ・・・・・・・・・・」
エン「そうやすやすと俺はしなない!まだ最終必殺技がのこっているんだよ!」
剣を空中へエンは飛ばす。普通ならボルケーノイグザリオンに燃えた剣がいくつも落ちてくるハズだが落ちてこない。
今度は雷がふってきたのである。
雷に驚いたジンはあせって体制をととのえた。二人とも体力は限界にちかづいている。
この戦いは最終戦へもちこまれた!
続く。