「5章」 91話 【洞窟での大きな試練『5』】
【あらすじ】
クリエイターとレッドの戦いに終止符がうたれる。
レッドは洞窟内のマグマの中に落ちてしまった・・・・・・・・・・。
ガイア「なぜ俺とたたかえないんだ!」
ガイアの顔はレッドがマグマに落ちたことの怒りがあふれている。
クリエイター「最初にいったハズだ。私は電撃をあやつるチャオ(レッド)としか戦わないと・・・」
ガイア「うるさい!」
クリエイター「ではお前はレッドを裏切るのか?」
ガイアの頭に最初レッドがいったことを思い出す。
ガイア「(そういえば・・・アイツは運命をなんとかとか言ってたな・・・)」
クリエイター「さあどうする?」
ガイア「俺は・・・・・・・・・・たたかわない」
ガイアは自分の剣を手から落とした。
そしてそのままクリエイターに近づいていく。
クリエイター「なんだ?」
ガイア「レッドにはあえないのか?肉体ではない。魂にあえないのか?」
クリエイター「魂(たましい)?それならこっちへこい。」
クリエイターはガイアを奥のほうに扉があることを教え、ガイアは奥の扉へ向かった。
===封印の洞窟・奥の扉===
ガイア「この先に何があるのか・・・」
クリエイター「教えてやろう」
後からついてきたクリエイターが言う。
クリエイター「この先には死んだチャオの亡霊がすんでいる。一応私もとっくの昔に死んでいるので亡霊だ」
ガイア「それで?」
クリエイター「この中にレッドの亡霊が住んでいる。ただしお前ひとりでこの扉の奥へ行くと亡霊たちに肉体を取られるだろうよ」
ガイア「じゃあどうするんだよ!」
クリエイター「まあみてろ」
クリエイターは自分の槍を扉につきさした。
すると扉が開き、一匹のシャドウチャオだけが姿を現した。
レッド「うわっ!なんなんだ!?」
ガイア「レッド!」
一匹のシャドウチャオはレッドだった。レッドの体は亡霊なのか、少し透けていた。
クリエイター「では私の役目は終わりだな・・・」
クリエイターはガイアとレッドの場所から去っていき、いつのまにか消えてしまう。
ガイア「レッド・・・・・お前本当に・・」
レッド「そうみたいだな。僕としたことが・・・」
ガイア「じゃあ俺たちともう旅は続けられないのか?」
レッド「俺はもう肉体はない。だから旅はもう・・・・・・・・・・」
ガイアの目からいきなり涙がこぼれ出す。
ガイア「そうか・・・・・・・・」
レッド「でも心配するな。お前は僕とずっと仲間だ。僕はいつもここにいる。会いたいときはクリエイター様を呼べばあえる!」
ガイア「そうだな・・・・・・・・・・・・・うん!」
ガイアは目をこすり涙をおさえる。
レッド「僕をサンプルにしたチャオを倒し、そしてチャインの持っているジェノムも倒してくれ!」
ガイア「おう!」
こうしてガイアはレッドと分かれた。この後レッドはまた扉の中にはいっていく。
ガイアは、地面の落ちした剣を持ち洞窟をでる。
ガイア「さようなら・・・・・・・・・・レッド・・・・・・・・・・」
洞窟での大きな試練「完」
91話へ続く!