「5章」 89話 【洞窟での大きな試練『3』】

【あらすじ】

いまからクリエイターとレッドの運命の戦いがはじまる。
二人の運命を見るガイアがいた・・・・。



レッド「では私から攻撃します」

レッドは電撃を手にどんどん貯めていく。これを見たクリエイターは自分の槍をグッと掴む。

クリエイター「どんな電撃がくるか楽しみだな・・・・どうせなら私より強い電撃を・・・」

レッド「サンダーショック!」

大きな電流がクリエイターを襲う。しかしその電撃をクリエイターは槍一振りでけしてしまった。

その後槍をレッドに向け、突進していく。

クリエイター「お前の力はよくわかったぞ」

レッド「サンダーショックが効かないのか!?」

レッドはクリエイターの槍をジャンプしてよけた。避けたあと、また空中で電撃をためはじめた。

クリエイター「今度は私も・・・」

クリエイターも電撃をためはじめる。しかもレッドより数段電撃をためるスピードが速い。

レッド「サンダーショックより強い技で・・・ボルテックハイ!」

地面に着地した瞬間、レッドはクリエイターに雷を放つ。その雷は大きな爆発をした。

クリエイター「そんなものか・・・・・・・」

クリエイターも負けてはいなかった。レッドのボルテックハイの技で雷が爆発した瞬間に自分の雷で当たるのを防いでいたのだ。

レッド「クリエイター様はボルテックハイもきかないのか・・・・・」

クリエイター「弱い・・」

クリエイターは手に電撃をため、槍にぶちこんだ(ぇ

電撃をぶちこまれた槍は雷をおびて、紫色の電撃がはしっている。

レッド「電撃の槍にしんかした・・・?」

クリエイター「これが昔、私がつかっていた槍・サンダーサバイバーだ。」

すごい速さでクリエイターはレッドに近づいた。

レッド「早い!」

クリエイター「お前の遅さはみにくい・・電光の直撃・・・ダイレクトブライド!」

クリエイターは紫の電光がはしっている槍をレッドのおなかの当たりにぶち込む。衝撃は相当強い。

レッド「があああああああ!」

クリエイター「つぶれろ!」

ガイア「レッド!」

レッドはクリエイターのこうげきによって宙におおきくとび、地面にぶつかる。その時レッドのお腹は黒くなっていた。

レッド「うう・・・・・・・からだが破裂した感じだ・・・・・・・・・・」

お腹をおさえるレッド。

クリエイター「これくらいで負けては困る。」

レッド「負けない・・・」

また雷をため始める。レッドが受けたダメージはかなり大きかった。

それを見ていたガイアはレッドの前にでた。

ガイア「もうレッドはお腹を負傷しています。だから俺・・じゃなくて僕が戦ってもいいですか?」

クリエイター「ダメだ!これは最初に言ったハズだ」

レッド「大丈夫だ・・・僕はまだたたかえる」

ガイア「だけど・・・・・・・・・・」

レッド「いいから見ていろ!まけるときはまけるときなんだ」

レッドの貯めたかみなりはとても大きくなっていた。

その雷を玉の形にかえる。

クリエイター「電撃のたまか?」

レッド「ライトニングキャノン!」

電撃の玉がクリエイターにとんでいく。だがクリエイターは槍で弾きかえそうと、槍を構えた。

クリエイター「そんな電撃の玉、ヤリではじきかえしてやるわ!」

レッド「それができたらね・・・」

電撃の玉はクリエイターの槍を直撃した。しかしその瞬間、玉ははじきかえす時間もなく大きく爆発した。

この結果、クリエイターは大きくとんでいく。

クリエイター「うわああああ!」

レッド「やった!」

ガイア「(ライトニングキャノンは当たった瞬間ばくはつするものなのか・・・?)」

爆発後、クリエイターが槍をつえのように使い、たちあがった。

クリエイター「俺にダメージを・・・・・・・・・・こりゃいい相手だわ!!」

このときクリエイターの槍は紫色の電撃ではなく、紅蓮のように燃えている槍だった・・・。

続く!

このページについて
掲載号
週刊チャオ第157号
ページ番号
125 / 310
この作品について
タイトル
真実の冒険
作者
土星(サターン)
初回掲載
週刊チャオ第107号
最終掲載
2021年6月29日
連載期間
約17年3ヵ月12日