「5章」 88話 【洞窟での大きな試練『2』】
【あらすじ】
レッドとガイアは洞窟の中にはいっていく。
仲間のガイアをつれていったレッドには運命を捨てる理由があったのだった。
==封印の洞窟内==
洞窟の中は赤く、赤い理由はいろんなところからマグマが噴出しているのだ。
ガイア「うわ~マグマがこの洞窟にはあるよ~」
ガイアはマグマをよけながら洞窟の中を歩く。
レッド「ここの封印の洞窟はクリエイター様がいるまえからずっとあった古い洞窟だ。」
ガイア「何のための洞窟?」
レッド「プラネットバレーのシャドウチャオが寿命とかで死んだ場合、この洞窟のマグマにシャドウチャオを流すんだよ。いわば死んだチャオのお墓かな」
ガイア「墓なのかよ・・・・・・かなり怖い場所だな。」
ガイアとレッドはどんどん奥へ進んでいく。
進んでいったさきにはチャオの形のかなり大きいガイコツ1つがあった。
ガイア「なんじゃこりゃあああ!」
怖さのあまりしゃがむガイア。
レッド「別に大丈夫さ。このガイコツはクリムゾン様がつくった模型だ。ガイコツの中にはクリエイター様の霊がいる。」
ガイア「このガイコツの中に?」
ガイアはチャオの形のガイコツを近くでみてみる。するとガイコツの口の中に階段があった。
レッド「あっただろ?」
ガイア「この口の中にはいるのか!?」
レッド「クリエイター様の霊に会うためだ、ついてきてくれ。」
不気味な口の中にガイアとレッドは入る。
そのまま口の中の階段をのぼっていくと、黒い大きな扉があった。それを二人が開けた。
==封印の洞窟・クリエイター様の霊がいる場所。
ガイア「ここにクリエイター様がいるのかあ?・・・」
ガイアは少し怯えていた。扉の奥はマグマだらけで真ん中に大きい地面が1つあるだけだ。
レッド「よっ」
レッドは地面にジャンプして乗るその後にガイアがつづく。
そして地面にのったあと、天上から1匹の透明がおりてきた。そのチャオは赤い透明色のチャオだ。
クリエイター「お前たちか・・・電撃の能力を持っているチャオは・・」
レッド「僕が電撃をあつかえるシャドウチャオです。」
クリエイター「ほう・・お前が電撃をつかえるのか・・・・」
クリエイターは槍をとりだす。その槍をレッドに向けた。
クリエイター「じゃあ私とたたかえ。すべては運命だ!」
レッド「承知の上です。僕はクリエイター様を倒し、あたらしい王となる!」
電撃をレッドはタメはじめた。
ガイア「あの~俺は・・・・・?」
何をすればいいのかわからなくなっていたガイアが聞く。
レッド「ガイアはもし僕がやられたら、マグマに流してくれ。この戦いは・・・・・・運命と戦う戦いだ!」
ガイア「お前まさか!」
レッドのすごい発言にかなりとまどった。
レッド「すまない・・・・・死ぬのならマグマのほうが好きなんでね。」
レッドはどんどんクリエイターに近づいていく。
ガイア「なぜ死ぬまでしてたたかうのだ?バカみたいだろ!」
レッド「これは宿命なんだよ!!僕にしかできない宿命なんだよ・・・・・・・・・・」
ガイア「くそっ!」
ガイアはもうレッドをみることしかできなくなっていた。
レッド「さあクリエイター様!いつでもかかってこい!」
クリエイター「死を覚悟して私とたたかうんだな・・・・・・・・・・いくぞ!」
いまからクリエイターとレッドの運命の戦いがはじまった。
続く。