「5章」 66話 【新しい旅立ち】

ダークネス帝国がつくった人工チャオ・ジェノムとたたかったガイアとその仲間たち。
しかし仲間のほとんどはジェノムのレーザーをくらい、倒れている。


【こわれた飛行船】


ガイア「うぅん、俺はだいじょうぶなのか・・・」

ガイアはおきる。ガイアが起きた場所は、こわれた飛行船の「いた」にガイアはいた。

ガイア「だいじょうぶみたいだな。俺の仲間はどこにいるのか」

オキス「ガイア!」

ガイアと叫ぶオキスがガイアの前に現れる。

ガイア「オキス!ぶじだったのか?」

オキス「まあな。だけど、仲間の「ジン」と「レイズ」がいない」

ガイア「やっぱり・・・・・・・・・・」

オキス「一応レッドがいる場所までいこう!」

ガイア「わかった」


オキスとガイアはレッドのいる場所までいく。

【DN帝国秘密基地がある海岸】


どうやらレッドは、飛行船をでてDN帝国の秘密基地がある海岸にいるようだ。

ガイア「レッド!」

レッド「ん?・・・・・ガイアじゃないか!」

オキス「つれてきたぜ。」

3人は海岸からこわれた飛行船をみている。

ガイア「あ~あ・・・これからどうしようかなぁ」

レッド「僕はこれから仲間をたすけたい」

オキス「でも仲間はみつからない。もしかして飛行船がジェノムにはかいされた時、とんでいっちゃったとか・・・」

ガイア「ありうる・・・」

レッド「え!」(汗)

オキス「まあ冗談はやめといて・・・仲間をさがしにいきますか?」

ガイア「まだ飛行船にいるのかなぁ?」

オキス「いや、多分いないと思う。しかも俺とガイアはジェノムのレーザーくらって気絶しているわけだったし・・・」

レッド「僕はまあただ雷の使いすぎで倒れていたけど・・・」

3人は悩む。
いつのまにか考えていたら、夜になっていた空にはたくさんの星がある。


ガイア「ジン・・・レイズ・・・」

ガイアの心は深くダメージを負っていた。

レッド「なぁガイア・・・?」

ガイア「なんだよ?」

レッド「実はな、僕はジェノム戦の時はジンといっしょに倒れていいただろ?」

ガイア「うん。」

レッド「それでさ、僕が気絶からかいふくした時、ジェノムが飛行船をはかいしている時だったんだ。」

ガイア「その時ジンは・・・?」

レッド「いなかった」

ガイア「へ!?」

ガイアのポヨが!マークになる。

レッド「まあそれで飛行船が壊れいているから逃げたんだけど・・・」

オキス「ガイア、それじゃあジンは生きているのかも知れないぞ?」

ガイア「そうだね・・・・・・・でもこんな危険な旅をしていると仲間が傷ついてしまうよ・・・・・・・・・・・」

レッド「旅はこんなもんだよ・・・・・・・・・・」

オキス「そうだぜ」

ガイア「でもさ、自分がいるから仲間が傷つくんだ。自分の心も・・・・・・・・・・仲間なんて要らない」

ガイアは立ち上がる。

ガイア「自分だけで旅する!」

オキス「意味がわからないぜ?」

レッド「そうだ。」

ガイア「うるさい!もう俺の仲間になるな!俺は一人でチャオガーデンにかえる!」

ガイアは走って海岸から消えてしまう。

それは仲間を傷つけたくない一心かもしれない。


これから自分だけで旅をしてしまうのか・・・・・・・・・・・。



続く。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第145号
ページ番号
95 / 310
この作品について
タイトル
真実の冒険
作者
土星(サターン)
初回掲載
週刊チャオ第107号
最終掲載
2021年6月29日
連載期間
約17年3ヵ月12日