「4章」 58話 Jの真実の答え

オキスと他3人は、DN帝国の秘密基地に侵入した。

いまは、ダンボールの中で隠れている。

オキス「(いまおもった。ここに隠れてもしょうがないじゃん。)」

オキスは少し声をだし、となりのダンボールにいる、レッドにはなしかける。

レッド「(じゃあとびだして、Eクラスのチャオとたたかうか?)」

オキス「(そしたらEクラスのチャオがしゅうけつして、リンチにあう。)」

レッド「どうしたらいいものか・・・・・」

その時!

グラッとダンボールがゆれる。どうやらはこばれているらしい。

オキス「(うわっ!)」

レッド「(このまま何処へはこばれるのか・・・)」

リアル「(どうせ、このまま廃棄物(はいきぶつ)となって捨てられるのかも)」

レイズ「(燃やされる?)」

ジン「(我・焦、嫌)」

4人はそのまま15分くらい運ばれ、どこかに置いていったようだ。置いたチャオはこう言う。

ダンボールを置いたチャオ1「はぁ・・・このダンボール何もはいってないのに重たくなかったか?」

ダンボールを置いたチャオ2「まあぐうぜんだろ。」

ダンボールを置いたチャオ3「じゃあ早く飛行船からでて、またここにダンボールをもってこよう」

こうして3人の声は消えた。でもドアをしめる音がした。オキスたちはダンボールから出る。

オキス「ぷはー。みんないるか?」

レッド「僕はいるぞ」

レイズ「私もいるわ、もうダンボールなんて入りたくないわ。」

ジン「大丈夫」

オキスたちのダンボールがおかれた場所は倉庫のようなところだった。

オキス「さて・・・ここはどこだろう・・・」

レイズ「ここは飛行船だろう。ここにダンボールを置いたチャオが言ってたな。」

レッド「じゃあこのまま飛行船にのってどこかへ行けばいいんじゃないのか?」

レイズ「それではジェノムを倒す事はできない。」

オキス「でももしかしてこの飛行船にジェノムがのっているかも!」

レイズ「たしかに可能性はある。しかもイベントがあるそうじゃないか。」

オキス「じゃあまずは、この倉庫をでていろいろ調べよう!」

オキスたちは、倉庫のドアをあける。しかしドアをあけたところにはDN帝国のチャオはいなかった。
しかも、ドアには紙がはってあった。

レッド「なんだ、この紙は・・・・・」

レッドは紙を見てみた。

レッド「今夜・飛行船ではJプロジェクトの発表がある。そのため不要なダンボールはここにしまうように・・・」

オキス「ってことはここにジェノムがいるのか!」

レイズ「いや、もしかして発表するだけで物は秘密基地にあるのかも・・・・・」

レッド「まあ一度このJプロジェクトのことをききたい!」

オキス「じゃあ隠れてじょうほう収集かな?」

ジン「賛成」

オキス「他のみんなは?」

レイズ「いいだろう。私もききたいからな。」

レッド「僕もいいだろう。」

オキス「よし、決まり!じゃあ夜になったら作戦開始だ!」


そして昼から夜にかけて時間はすすんだ.

オキスたちは屋根にかくれている。そして小さな穴を剣と槍であけ、そこから観察するようにした。


●飛行船パーティー会場!●

パーティー会場には、いろんなチャオがドレスをきていた。(ドレスのふくをキャプチャーしたと思ってください)

その中にはドラゴの姿もはっけんする。

オキス「さて、どんな話をするか楽しみだね。まあ俺たちのことはバレていない見たいだし・・・・・」

レッド「バレないだろう。僕たちはこのパーティー会場の上の屋根の下だぞ?」

オキス「そうだな。さあこれからが真実を握るカギだぜ!」

こうして隠れて話をきくオキスたちであった。

続く!

このページについて
掲載号
週刊チャオ第140号
ページ番号
80 / 310
この作品について
タイトル
真実の冒険
作者
土星(サターン)
初回掲載
週刊チャオ第107号
最終掲載
2021年6月29日
連載期間
約17年3ヵ月12日