「4章」 51話 武器屋での出来事

ジンはすごいスピードでゲースへ向かう。
それにオキスとレッドもついていく。

オキス「ジッジンまてよ~~~~~~~~~~!」

レッド「どうしてアイツはあんなに早くいくんだ?」

オキス「たっ多分だけど、ドラゴってヤツと関係しているんじゃないか?」

レッド「そうかもね。」

オキスとレッドはジンより遅いものの、ゲースについた。

●ふるい町並・ゲース●

ゲースはとても静かな町だ。青い家と赤い家が多くあり、武器屋・宿場がある。
しかしジンを見失ってしまった。

オキス「ゲースか、いい町だな。いったいジンはどこへ・・・・・・・・・・?」

レッド「アイツは本当に早かったからな。探してみよう!」

オキスは町を歩く。
レッドは町を歩きながら町の風景を見ていた。

だが、ジンは一向にみつからない。しかたなくゲースのチャオにいろんな事を聞く事にした。

オキス「あの、すいません。」

ゲースのチャオ(住人)「ん?よんだかい?」

オキス「実は今、青いチャオを探しているんです。青のニュートラル・ノーマル・ハシリのチャオです。」

ゲースのチャオ「ああ、見たよ。たしか空を飛んでいるチャオを追いかけながら、武器屋にはいったなぁ」

レッド「空を飛んでいるチャオってドラゴってヤツだろ?」

オキス「そうだな。ありがとうございました!」

オキスはゲースのチャオにお礼を言ったあと、走って武器屋に向かった。

そして、武器屋の扉の前までくる。

オキス「開けるぞ。もしかしたらジンが危ない目に・・・・・・・・・・・・・・・」

レッド「はっ早く開けよう。」

コンッコンッとオキスはノックをして武器屋の扉をあける。
するとそこには!

ジン「・・・・・・・・・・・・・・・」

ジンが倒れている。しかも武器屋の中はボロボロだった。部屋のガラスもわれいている。
武器屋の店のチャオはひもで縛られていた。

オキス「ジンッ!大丈夫か?レッドは店主を!」

レッド「わかった!」

オキスはジンの意識をもどすために体を動かし、レッドは店主のひもをほどく。

ジンはやばいが、店主はケガはしていない。

レッド「大丈夫ですか?」

レッドは武器屋のチャオに話しかける。
武器屋のチャオ「大丈夫だよ。でもアイツは一体・・・・・・・・・・。」

レッド「アイツ?」

武器屋のチャオ「そう。何かいきなりそこの青いチャオと紫のチャオがこの武器屋につっこんできたんだ。」

武器屋のチャオはジンを見る。

レッド「ジンは何か言ってたりしてましたか?」

武器屋のチャオ「たしか、【長年の恨みここで晴らす!】とかいってたなぁ。それからこの店で乱闘さ」

レッド「(ジンにはドラゴってヤツに恨みがあるのかなぁ?)」

オキス「おい、ジンは意識が治らない。いくらジンの体をうごかしてもダメだ。」

ジンの体には無数のキリキズがある。

オキス「多分このキズはドラゴの剣だろう。そういえばドラゴはどこへ?」

武器屋(略)「その紫色のチャオ、ドラゴってヤツですか?ソイツは私をひもでしばって、武器をもって行きましたよ。」

オキス「どんな武器ですか?」

武器屋「そうだねぇ。たしか・・・・・・・・・・ハンマーだったな。」

オキス「ハンマーをなぜ使う?謎だ。」

レッド「オーガ様のおつかいって言ってたからもしかしたらオーガがその武器を使うんじゃない?」

オキス「まっまさか(汗)」

武器屋「では私はもうよいですかな?まだ質問あったら言っていいですよ?」

武器屋のチャオは部屋を片付けはじめる。

オキス「いや、もういいです。ありがとうございました!」

オキスは武器屋のチャオに礼をいった後、武器屋をさる。

オキスとレッドはジンを回復させるために、ゲースの宿場へ向かった。

続く!

このページについて
掲載号
週刊チャオ第136号
ページ番号
73 / 310
この作品について
タイトル
真実の冒険
作者
土星(サターン)
初回掲載
週刊チャオ第107号
最終掲載
2021年6月29日
連載期間
約17年3ヵ月12日