「3章」 42話 隠しエレベーター
ガイア「質問があるんだ・・・・・、」
アスラ「なんだ?悪い事でないなら答えよう。」
ガイア「実はさっきお前の仲間のFクラスのチャオがいただろ?ソイツが仲間を探しに行くって言ってたけど誰なんですか?」
アスラ「お前には関係ないだろう?」
ガイア「いいや、心当たりがあるんです。」
アスラ「そうか。なら答えよう。今実は仲間が殺されたり、Eクラスにランクが上がったりしてFクラスのチャオが少ないんだ。それで・・・・・、」
ガイア「それで?」
アスラ「今Fクラスのチャオ全員で【ピエイロ・トランプ・ナイフ】を探しているんだ!」
ガイア「やっぱり(汗)」
オキス「ガイア。もしかして悪い事した?(汗)」
アスラ「お前達・・・・・何か知ってそうだな・・・・・、」
ガイア「実はそのチャオ達・・・・・セイントシティーを守るために倒してしまったんだ!」
アスラ「何!?アイツ等を倒したのか!?お前達が!!?」
オキス「ガイアと俺とリアルでね。まだジンは仲間じゃなかったからわからないけど・・・・、」
アスラ「そうだったのか。たしかにあの3人は町を支配しに行ったからな。だから結構強いチャオだと思ったんだがお前達の方が強いらしい、」
ガイア「そりゃそうさ。俺はランサー師匠に修行させてもらったからね!」
アスラ「ラッラッラッラランサー様に!?これは夢だと思いたい・・・・・。なぜランサー様が・・・・・、」
オキス「お前・・・・・何かランサーの事知ってそうだな。」
アスラ「お前等には関係ない話だ。その話を聞きたいならAクラスのチャオに聞くしか方法はないな。俺達が喋ると殺される。」
ガイア「何かランサー師匠とジュラル様が怖くなってきた・・・・・(汗)」
アスラ「まあ今の話は忘れろ。それより前を見ろ。」
アスラの言うとおりガイア達は前を見る。するとそこには大きな上に上がる階段があった。
オキス「この上にFクラスの本部があるのか?」
アスラ「次の階は6階だがFクラス最強のチャオは10階にいる。頑張って上に登れ!」
ガイア「お前は登らないのか?」
アスラ「私はこれ以上上には登れないんだ。これが鉄パイプの門番の役目なんだ。」
ガイア「ありがとう!じゃあみんな行くよ!!」
リアル「アンタの事は見直したわ。敵でも話がわかるチャオは好きよ!」
アスラ「・・・・・・・・・・、」
ダッダダダダダダダダダダダ・・・・・。
ガイア達は大きな階段をかける。すると6階にはFクラスのチャオがいっぱいいた。
●6階●
6階は大きな噴水があり、大きな広間だ。いろんなチャオが話したり、座ったりしている。
ガイア「ここが6階・・・・・大きな広間もあるしエントランスだなこりゃ。」
ジン「良!」
オキス「まずは10階に上がれる方法を見つけよう!これから先は階段がないって感じだよ!」
リアル「じゃあまずはこの先の情報収集ね!」
Fチャオ1(略)「あれ?お前達は見かけない顔だなぁ・・・・・。」
Fチャオ2「新米か?」
2匹のFチャオが話しをかけてきた。
ガイア「はっはい!新米です!宜しくお願いします!」
オキス「俺・・・いや僕も新米です!宜しくお願いします!」
リアル「実は私もなんです。よければ道案内・・・いやこのFビルの事を詳しく教えてください!」
Fチャオ1「おお!新米か!でも本当にお前等DN帝国のチャオだよなぁ?」
Fチャオ2「うたがうな。Fチャオ以外はエレベーターが使えない。」
Fチャオ1「それもそうだな!悪かったな!」
ガイア「別に気にしてません!大丈夫であります!」
リアル「私も気にしてません。それより実はこのビルの最強のチャオにあってみたいなぁ!」
Fチャオ1「最強のチャオ??ああ!ファウスの事だろ!」
Fチャオ2「そうだな。」
リアル「ファウスってどんなチャオなんですか?怖いんですか?」
Fチャオ1「ファウス様はFクラス。つまり俺達のクラスの中で最強のチャオだ!かなり強いぞ!」
ガイア「すごいですねー。会えないんですか?」
Fチャオ1「別に会えるけどエレベーターを使ってしかいけないんだ。」
リアル「エレベーター?そんなの6階にありましたっけ??」
Fチャオ1「実は隠しエレベーターがあるんだよ!教えてほしいかい?」
リアル「教えてほしいです!お願いします!!」
Fチャオ1「よーーーーし!今回の新米とは気が合うようだ!ついて来い!教えてあげよう!」
Fチャオ2「いいのか?本当は教えてはいけなんじゃないのか?」
Fチャオ1「細かい事は気にしなーーーい!」
スタスタスタ・・・・・。
ガイア「(だますの上手いなリアルは。)」
リアル「(当たり前でしょ!昔は私も・・・・・)
ガイア達はFクラスのバカチャオの後をついて行った。
続く!