「3章」 43話 実験室
ガイア達は6階にある、隠しエレベーターをだまして教えてもらおうとしている。
そして、Fチャオの後を追った。
スタスタスタ・・・・・。
Fクラスのチャオ1「ついたぞ!このボタンを押せば隠しエレベーターがでてくる。」
Fチャオ2(略)「どうなっても知らんぞ!」
ポチッ
Fチャオ1は、壁の黒いボタンを押す。すると・・・・・大きな音を立ててボタンの横にエレベーターが降って来た。
ガシャァァァァアアアアン!
ガイア「うわっ!エレベーターが落ちてきたぞ・・・・・」
オキス「このエレベーターに乗れば10階に行けるのね。」
ジン「上下階段。登!」
Fチャオ1「ああそうだ。まだお前達は10階にはいけない!俺達も行けない!」
ガイア「なっなんで?」
Fチャオ1「実は俺達は8階までしか行けないんだ。その上はカードキーが必要だ!」
Fチャオ2「しかもカードキーはEクラス以上にならないと貰えない。」
リアル「そうなんですかー・・・・・。でも8階に私達は行っていいですか?」
ガイア「そうそう!8階に行ってもいいですか?」
Fチャオ1「ああ大丈夫だぞ。でも8階は何もないぞ。ただの実験室だ!今行っても何もないと思うけどな!」
Fチャオ2「しかもDN帝国のチャオもいないぞ!行くだけ無駄だよ。」
ガイア「いいや!探検に行ってきます!」
オキス「別に用はないけど実験室を見てきます!」
ジン「御意。」
Fチャオ1「わかった!行って来い!!何かあったら俺達は7階にいるからな!じゃあ。」
ウィィッィイイイイン!
エレベーターで8階にガイア達は行った。
●8階●
8階は真っ暗で奥の方だけ光がついている。チャオの気配もしない。
ガイア「ひとまず進入成功だ!」
オキス「でも10階にはいけないんだろ?」
リアル「多分この場所に10階に行くヒントがあるはずよ!何か実験室があるみたいだし・・・・・、」
ジン「そうだな。」
ガイア「そうそう・・・・・ってジン今喋り方が変わったよな?」
ジン「否!」
オキス「まあそんな事は今考える事じゃない。奥に何かが光っている。行こうぜ!」
スタスタスタ・・・・・。
ガイア達は奥にある光っている場所まで行った。
するとそこには、実験されそうなチャオ1匹と、白衣をまとったチャオがいた。
リアル「何かチャオを実験しようとしているチャオがいるじゃない!」
ガイア「声が大きいよリアル。でも何かすごいチャオだな。白衣をまとっているよ!」
オキス「医者なのかな。」
4人は隠れて実験の場所を見ていた。実験されそうなチャオは大きなカプセルに入れられている。
レッド「おい!私をどうするんだ!私をこんなカプセルに入れて・・・・・何の実験をするんだ!」
???「クックッ・・・・・お前はいい実験材料だ。電気を体であつかえるんだからなぁ。クックッ・・・・・私のために死んでもらおう!」
レッド「ふざけるな!私はこんな場所で死ぬつもりはない!」
???「もう遅い話だ。お前はジェノムプロジェクトのために消えろ!」
オウシュゥゥゥゥウウウ・・・・・!
???はレッドに毒ガスをかける。カプセルに入っているので逃げられない。
ドンッドンッ
レッド「くそっ!こんな場所で死にたくない・・・・・。こうなったら電撃でこのカプセルを・・・・・サンダーショック!」
バコォォォォォオオオオオオン!
大きな雷の衝撃でカプセルが破壊された。
???「なっ何て事を・・・・・これじゃあJプロジェクトは失敗に終わってしまう。」
レッド「自分が悪いんだろ?俺を殺す事何てできないんだよ!」
???「口調が変わったな。」
レッド「俺は体から雷を使うと性格が変わるんだ。まあ一時間後には治るけどな!」
???「そうなのか・・・・・もう今回はあきらめるか・・・・・クックッ・・・・・今思えば隠れているヤツがこの辺にいるだろ?でてこい・・・・・、」
壁に隠れていた4人は簡単に見つかってしまった。最初からばれていたようだ。
ガイア「よくわかったな!」
レッド「お前達は?・・・・・DN帝国の仲間か?」
オキス「これ以上だましてもしかたがねぇ!俺達はDN反対組織見たいな者だぜ!」
???「ほう・・・・・クックッ!お前等がこの場所にこれたはすごいな。騙されたチャオがいるんだな。」
リアル「そうよ!もうこの場所まで来たら帰れないかもしれないけど、私達はFクラス最強のチャオに会いに来たんだ!」
???「そうなのか・・・・・。もうFクラス最強のチャオはいないぞ!」
ガイア「何!?」
この意味は何なのか・・・・・・・・・・。
続く!