「3章」 第31話 「まだなのか・・・・・・」
今オキスは、毒状態になり、体が動けなくなり、ダメージをけっこう喰らった状況だった。
オキス「は・・・・・・・・・・はあ・・・・・・・・・・、」
ピエイロ「どうしたの?そんなに息切れしちゃって?」
ナイフ「どうせピエイロのネバネバボボールのせいで体が動けないんでしょう・・・・・・・・・・、」
トランプ「ふん!けっこうGクラスのチャオを倒したと思ったら俺達Fクラスには勝てないんだなぁ~!」
オキス「くそ・・・・・・・・・・俺はお前達なんか・・・・・」
グググ・・・・・・・・・・、
オキスは体を動かそうとするが、ピンクのネバネバが付いて動けない。
ピエイロ「あ~あ、あきらめ悪いよ君!」
ナイフ「そうだな。普通はここであきらめますね。」
トランプ「お前はもう毒が体全体に回って死んじゃうんだよ!」
オキス「(まだなのか・・・・・・・・・・ガイア達は・・・)」
オキスは倒れこんでしまう。毒が下半身を刺激しているからだ。
トランプ「倒れちゃったぜコイツ。」
ナイフ「私達をバカにした罰ですね・・・・・・・・・・、」
ピエイロ「じゃあもうすぐコイツは他界か・・・・・・・・・・」
オキス「(こんな時ジュラル様だったら・・・・・・・・・)」
オキスは頭が真っ白になりそうだった。しかしオキスの精神が限界に近づいた瞬間・誰かが頭の中に言葉を入れる。
ジュラル「おい、なにへばってんだオキス!!」
オキス「(ジュラル様?どうしてここへ・・・・・・・・・・)」
ジュラル「私は、ここにはいない。お前の心に呼びかけてある。」
オキス「(よく漫画である、お決まりのパターンだな・・・・・・・・・・・、」
ジュラル「そんな事土星に言え!それよりこんな所で負けてんな!」
オキス「(でももう俺は力がでない・・・・・・・・・・、)」
ジュラル「弱気になるな!私との修行を思い出せ!お前が一番がんばってたんじゃないか!」
オキス「(たしかにジュラル様の修行は俺も頑張ったと思う。だけど現実は甘くない。ここで俺は終わりなんだよ!)」
ジュラル「・・・・・・・・・・・・・・・なら死ね。」
プツンッ
オキスの頭に入ってくる言葉が消えた。消えたと言うよりジュラルが話すのをやめてしまった。
オキス「(ジュラル様・・・・・・・・・・・・・・・俺はどうすればいいんだよう・・・・・・・・・・、)」
オキスは目に涙を浮かべる。
ナイフ「ねえコイツさっきから何も喋らないけど何故か涙がこぼれてますねぇ・・・・・・・・・・、」
トランプ「もしかして苦しいんじゃないのか?」
ピエイロ「少し可愛そう・・・・・・・・・・・・・・・、」
トランプ「でもこれが俺達の使命だ。今回は死んでもらおう・・・・・・・・・・、」
オキス「(助けは来るのか・・・・・・・・・・早くこいガイア・・・・・・・・・・・、)」
続く・・・・・・・・・・、