「1章」第2話・「選ばれた自分」
ガイアは黒い穴に吸い込まれ、どこかの海岸で倒れている。ガイアには意識がない。なぜか、となりに剣がおいてある。
???「さあーーーーーーーー海岸になんか落ちてないか・・・・・・・・」
???のチャオが海岸についた。
???「なんもないな?・・・・・・・・・・・・・・・あれってチャオやないかい!!運ばないと・・・・・・・・・・・この剣も持っていくか。」
???はガイアをおんぶして、家まで持って行くことにした。
???の家
バタンッ!!
ドアの開ける音が響く。
???「兄ちゃん!兄ちゃん!海岸でチャオが倒れていたから持ってきたで!あと、たぶんコイツの剣も持ってきたで!」
???(兄)「よし!ベッドに寝かしてやれ!」
???「わかったで!」
???が寝かせようとした時、ガイアは起きた。
ガイア「う~~~~~~~ん・・・・・・・・・・・・・」
ガイアは意識を戻す。
???「おお!?生きてたで!大丈夫か?あんさん・・・・・」
ガイア「ここはダークガーデン?それとも、ヒーローガーデンですか?」
???「なにゆうとんのや!頭がいかれたんちゃいまっかぁ?こ・こ・は英雄チャインの世界やで!」
ガイア「なんですか、そこは?どこにあるんですか?」
???「だ・か・らここがその世界なの!わかる!?」
ガイア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・えええええええええええええ!!!!」
???「あんまりボケはするなよ!君の名前は?」
ガイア「ガイアです。あなたは?」
太陽「俺は太陽っちゅう名前や!よろしくな!!」
月「俺はコイツの兄の月だ。よろしく。」
ガイア「どうしてここに俺はいるんですか?」
太陽「いるって・・・・・・・・・・海岸で倒れてたで?どうして倒れてん?」
ガイア「チャオガーデンにいた時、大きな穴に吸い込まれて、それからは記憶が・・・・・・・・・・・・・・・・」
太陽「だ・か・らここは英雄チャインの世界なの!!チャオガーデンなんて元から・・・・・・・・・・・・」
月「だまれ!!太陽!ガイア君の話を聞け!」
太陽「悪かったよ兄ちゃん。」
月「ごめんなガイア君。こいつはよく調子にのるから・・・・・・・・・・・」
ガイア「いいえ、大丈夫です。でもさっき言ってましたが、英雄の話って童話じゃあないんですか?」
太陽「お前本当に頭がいかれてるな~。だ・か・ら・・・・・・」
月「お前はもうしゃべるな!!」
月は太陽をガムテープでぐるぐる巻きにする。
太陽「ウアモゴモゴフガンガ(口と鼻にガムテープをはりやがって!兄ちゃんは俺を殺す気か!!?)」
ガイア「たぶん全部ガムテープで巻くと弟さん死にますよ?(汗)」
月「いいや、あいつはバカだからなんとかなるだろ。それより、ガイア君はこの世界のチャオじゃあないんだね?」
ガイア「はい。太陽君の話を聞いてわかりました。」
月「それと、大きな穴って言ってたけど黒くなかったか?」
ガイア「黒かったです。
月「たぶんそれは、ヘル・ホールだと思う。」
ガイア「へッ減るボール??」
月「ちがう、ちがう。ヘルホールと言うのはいきなり、現れて1%の確率でちがう世界に言ってしまう幻の穴なんだ。」
ガイア「じゃあ俺は運がかなりないって事?」
月「そうだな・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ガイア「戻れる方法って知ってますか?」
月「それはわからないが・・・・・・・・・・・あの人なら知っているかも・・・・・・・・・・・・・・」
ガイア「誰ですか?それは?」
月「ここから東に行くと、ジュエル村と言うのがある。そこに、宝石ハンターのジュラルってチャオがいるはずだ。たぶん知っているだろう。」
ガイア「わかりました!行ってみます!ここから東ですね!」
月「ただ今の世界は危なくなっている・くれぐれもケガしないようにな!」
太陽「らすかてーーーーー!!(助けて!!)」
太陽は動きまわる。
月「そろそろガムテープを取るか。」
ビリビリビリ・・・・・・・・・・・・・・・・
太陽「俺を殺す気か兄ちゃん!!」
月「ごめん・ごめん・・・・・・・・・・・・・」
太陽「まあいいわ!それよりガイア!忘れ物や!!」
太陽は海岸に落ちていた剣を渡す。
ガイア「これ何?」
太陽「お前の剣やろ!!嘘をつかんといて!」
ガイア「(これ以上しゃべるとうるさくなるな・・・・・・・)ありがとう!!俺の剣だ!」
月「がんばって!努力するんじゃぞ!」
太陽「帰れるようになったら、俺もそのチャオガーデンに連れて行けーーー!!
↑やっ意味がわかったらしい。
ガイア「では、行ってきまーーーーす!!」
ガイアは東にある村、ジュエル村へ旅立つ。
第3話へ続く!!