さて、このエッセイもいよいよ本番だ。

学力の停滞前線が発生。
チャオが好きになりかけていた・・・。
あぁ、ここら辺まで進めてきたかな。

と言うわけで、いよいよ、キーボードを打つ手が動いてきた。

寝不足で、とんでもない時間に書いているのだが。

さてまぁ、俺もある程度学力を上げてきて、
限界点を知り始めてきた頃だった。

俺はいらいらする時期に入ってきたことに気付いた。

親、嫌い。先生、嫌い。あいつ、嫌い・・・。

俗世間で言う反抗期に入り始めたわけだ。少し遅いが。
その、新たな波にチャオは飲み込まれてしまった。

いつの間にか俺は普通の人間を求めるようになった。
そして、そこで時間を楽しむようになってきた。

GCの本体にはいつの間にか埃がかぶっていた。

つまらねぇ。こんな、リアルの世界でチャオをすることは。
他にいないのか?チャオを好きな奴。

どんな方法でも良い。

チャオを叫びたい。

そんなとき、父親がPCを買ってきた。

俺はインターネットに興味を持った。
そして、すぐにチャオ幼稚園のあの掲示板を思い出した。

アドレスを打ち込む。

そこに現れたのはチャオ達が巣くう研究所だった。

俺はそのころ友人から聞いた掲示板にも興味を持った。

BBS・・・BBSと・・・。あった。

そう、それが、ここである。

つーか、此処でネタ入れるのはなんなんだが、
最近、みんなチャオの交尾、交尾、交尾と言っているが、
あれは繁殖である。
くれぐれもいっておくが交尾ではない。
交尾は俗世間で言う、動物なら誰でもやるあれである。

チャオはそんなことはしていない、あれはダンスだ。
「繁殖」ダンスだ・・・あぁ・・・。

あ、交尾ダンスとか言っていた人もいたなぁ・・・。
交尾ダンスとかなんなんや。一体。

まぁ、雄雌いるのかも分からないので、ある意味では、
無性生殖なのかもしれないが、そこの話は止めておこう。

というわけで、此処に来てまず知ったことは、
チャオを好きな人は以外と社会人層にもいると言うことだ。
そして、そのような人に俺は注意されてきた。

まぁ、此処で自白して良い物かと思うが、
俺は、このBBSで沢山の嘘をついてきた。

ピアノを覚えさせた・・・嘘。

チャオを72匹も持っている・・・嘘。

0歳で進化したチャオを持っている・・・嘘。

まぁ、言い訳かもしれないが、
その時その場面で謝るというのは正直恐い物なのである。
だから、こうやって後付けがましく言うのだが、
此処で言わせてもらいます。

すいません・・・そして、ありがとうございます。

そして、俺はこのBBSを通して、嘘をむやみにつくことの、
罪の大きさを知る・・・ちょっと大げさだがこれくらいで良い。

さらに、このBBSで得た物はまだある。

小説の正しい書き方・・・マナーを守る大切さ・・・
(マナーについての俺の意見も結構訂正されました。)

正しいと思うことが間違いだったり、
間違いが正しかったりと、俺のチャオの知識だけでなく、
リアルの俺の知識のなさを改めて痛感した。

俺は3年に入って、変わったと言われる。

それは俺の心の変化、
その一部にこのBBSは携わっていたのかもしれない。

かっこよく(?)しめたところで、最終章!

このページについて
掲載号
週刊チャオ第209号
ページ番号
3 / 5
この作品について
タイトル
俺らの受験戦争
作者
それがし(某,緑茶オ,りょーちゃ)
初回掲載
週刊チャオ第209号