廃墟探索編 3話(終)
テイルスは又、ピアスが光ったことを知らない。
コウは「うわぁ」と思いながら見ている。
すると急にテイルスが急降下した。
「え、何?」みたいな表情のコウ。
そのまま彼女は気絶してしまった。
・・・・・・
どれだけ時間が掛かったのだろうか。
コウは目が覚める。
「あれ?此処はマグマじゃなかっ・・・えぇ~!」
それはびっくりもする。
何せ、マグマが一瞬にして凍っていたからだ。
「あ、テイルス~どこ~?」
「此処だよ~」
「え?テイル・・・ス?」
テイルスは氷のような角が3本生えていた。
その姿は氷のライトカオスみたいだ。
「・・・・・・」
唖然とするコウ。
(う~ん。さっきもソニックみたいに変わっていたなぁ。
まさかあのピアスって持った人の姿を変える・・・?)
「その通りだよ。嬢ちゃん。」
「「え、あなたって・・・」」
「俺だよ。二人とも知ってるだろう。テイルス。コウ。
コウ。5年ぶりだな」
「あ、あなたって「ドライバー」さん!?」
「そうだ。龍族の記憶がまだ残るゆういつのチャオだ。」
くわしく話を聞くと、コウは幼いとき人と龍族の戦いで死んだらしい。
ドライバーは自分の遠い親戚に預けたのだ。
ドライバーは「一度あった人の心の気持ち」が分かる能力を持つ。
それで今コウの思ったことを察したわけだ。
そして、テイルスはドライバーとルチフェルの過去を知る・・・
ルチフェルの昔話編 に続く