三里の長城編 1話

旅は5匹いた。
テイルス・ルチフェル・ドライバー・スローター。
そして、幼いチャオ。名前は・・・分からない。

彼らは有る城に来ていた。
「不動城」というらしい。
その大きさはあの人間の誇る最長の城「万里の長城」を
連想させるほどの大きさだ。

さて、彼らは有る壁にとまどっていた。
国境である。
「うーん。どうした物かなあ」
ルチフェルが苦笑い。

しょうがないので、警備に聞いた。
すると警備は全員の顔を見た後、こういった。
「通ればいいですよ」

しばらく歩くと、城の麓に町があった。
というか、めちゃくちゃ大きい。
スローターにこの場所を聞く。
「ここはどこ・・・・・・?」
「ここ?空中都市スカイピアだよ。」

空中?試しにしたを見ると・・・
「う、浮いてる・・・」
スローターは
「そうだよ。ここは科学力がとても高いのさ」

町にはいろいろ有った。
そして、ここを治めている大きい塔があった。
すると、それを見た瞬間
「あそこに行く!」
といって、幼いチャオが走り出した。

「自分は追いかけるから先に行って!」
テイルスが暴走しているチャオを追いかける。
後ろから見た参人は
「しょうがない。先に進もう。」
といって、歩き出した。
次に合うのはもっと後のことである。

一方、テイルスは塔に先回りした。
そして、少年を捕まえたのだった。

「なんで、いきなり走り出したの?」
少年は無口になり、答えない。
すると、
ばあん!!!!
という大きな音がして中から人が出てきた。
そして少年が驚くべき一言。
「お、お父さん!」
「え、ええ~!?」

2話に続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第141号
ページ番号
10 / 17
この作品について
タイトル
2本のしっぽ
作者
それがし(某,緑茶オ,りょーちゃ)
初回掲載
週刊チャオ第140号
最終掲載
週刊チャオ第141号
連載期間
約8日