目標を見つけろ!編 1話目
壁にぶつかったテイルス。
それを、破るために必要な者とは・・・
初めての冒険を体験した。
そこで手に入れたのは、英雄としての最大の壁であった。
「二本のしっぽ」目標を見つけろ!編
今日もルチフェルと歩いている。
そして、あの少年も混ざっていた。
「ねえねえ、テイルス。君ってなんでしっぽが二本もあるの?」
かちんと来るテイルス。でも次の言葉でそれを制した。
「自分も空を飛んでみたいなー」
やはり、あのこともあったのか。
それは彼の得意技となっていた。
飛翔というのは簡単に出来ることではない。
しかし、「特別」なしっぽによってそれは出来た。
ざっ
そんな雑談をしていると、足音が前から聞こえた。
「おまえは・・・スローター!!!」
ルチフェルが言う。スローターというやつらしい。
「あ、ドライバーも!」
ドライバーというやつもいるらしい。
「どうしたんだ。二人して。」
ルチフェルが言う。
彼らにも龍族の証があった。
ハーケンクロイツを物語るような形の・・・だ。
「いやー、風呂がないから探してたんだよ。」
陽気な感じのスローター。
どうやら、風呂に入りたいらしい。
「だからってあんた、目標があるんだろ?」
「有るよ「世界の鉱産物を武器に変える仕事」を達成だよ。」
テイルスは、びくっとした。
なぜなら「目標」を答える術がないから・・・・・・