初めての冒険編 1話目

「冒険」に突入した。
もう後戻りは出来ない。

だけど・・・「自分にしかできない」ことを見つけるのは・・・
たまらなく、楽しい。

「二本のしっぽ」初めての冒険編

ルチフェルは強かった。
炎も吹くことが出来る。竜巻のように、空を強烈に飛ぶ。
必殺技「ブラックファイア」も強かった。
何でも焼き尽くす。

それでも、それを「悪用」しないことが、
一番の強さだと僕は思った。だけど・・・

「よし、テイルス。ヤクザから子どもチャオを奪還してこい!」
新人にはちょっときつい仕事を出してくるかな。

・・・
テイルスはヤクザの排水溝にいた。
先ず、どこにいるかを検証しないと・・・・・・

「おや?あっちから声が聞こえる・・・」
そこは第一ボイラー室だった。
となると「地下」に値する。

そこには、人質の姿があった。
泣いて、わめいて・・・
そして、言う。「お母さんもそうだったように自分も殺される。」
と。テイルスは激怒した。敵にたいして。
「クソ!助けないと」

しかし、ここからは入れない。
正面からしか入れない。
正直言うと怖い。

しかし・・・テイルスのこころは一つ。
「助けないと!!!」
そして、真正面からつっこんでいった。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第140号
ページ番号
4 / 17
この作品について
タイトル
2本のしっぽ
作者
それがし(某,緑茶オ,りょーちゃ)
初回掲載
週刊チャオ第140号
最終掲載
週刊チャオ第141号
連載期間
約8日