エピソード №27

おぶっていく


カズマ「あ゛~深夜だったのが嬉しいよ、こんなの見られたくないよ~。」

ハルミ「・・う・・・ん・・・?」

カズマ「あ゛、起きた。」

ハルミ「あれ、何してるんですか?」

カズマ「え、その、ああっと・・・。」

ハルミ「ていうか、何で勝手におぶってるんですか!ちょっと!カズマさん!」

カズマ「ああ゛、っとそのぉ、だぁー!何つったらいいか、」

ハルミ「もういいですよ・・・何なんですか一体・・・。」

カズマ「(何が何でも言える筈が無いっ)」


次の日


ヒカル「ねぇ、手伝ってよ!」

カズマ「む~~ん・・・。」

ヒカル「カズマぁ!!」

カズマ「・・・Z・・・z・・・」

ハルミ「カズマさん、コレどうするんですか?」

カズマ「あぁ、コレはね、このデータをコッチに移せば、後は適当にやっちゃって。」

ヒカル「おいこら!」

カズマ「?」

ヒカル「何?ヒカルさんとハルミさんじゃぁ、随分温度差が違いますじゃん?」

カズマ「べーっだ。」

ヒカル「ムカっ!」

ハルミ「まぁまぁ、あんまりケンカしてたら・・・。」

ざわざわざわ・・・

ハルミ「外が騒がしくなりますよ、ほら。」

ヒカル「あ、どうもすいませ~ん。」

カズマ「この方は鬼でございます。」

ヒカル「ムカっ!」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第227号
ページ番号
37 / 40
この作品について
タイトル
銃声が奏でる狂想曲
作者
冬木野(冬きゅん,カズ,ソニカズ)
初回掲載
週刊チャオ第206号
最終掲載
週刊チャオ第230号
連載期間
約5ヵ月18日