5 +α

暗い部屋で1人 テレビはつけたまま
僕は震えている 何か始めようと
外は冷たい風 街は矛盾の雨
キミは眠りの中 何の夢を見ている?

時代は裏切りも悲しみも 全てを僕にくれる
眠れずに叫ぶように 体は熱くなるばかり

GOOD NIGHT 数え切れぬ GOOD NIGHT 夜を越えて
GOOD NIGHT 僕らは強く GOOD NIGHT 美しく
儚さに包まれて 切なさに酔いしれて
影も形もない僕は
素敵なモノが欲しいけど あんまり売ってないから
好きな歌を歌う

キラキラと輝く大地で 君と抱き合いたい

この世界に 真っ赤なジャムを塗って
食べようとするヤツがいても

過ちを犯す男の子 涙化粧の女の子
例え世界が終わろうとも 二人の愛は変わらずに

GOOD NIGHT 数え切れぬ GOOD NIGHT 罪を越えて
GOOD NIGHT 僕らは強く GOOD NIGHT 美しく
あの偉い発明家も 凶悪な犯罪者も
みんな昔子供だってね
外国に飛行機が落ちました ニュースキャスターは嬉しそうに
「乗客に日本人はいませんでした」
「いませんでした」「いませんでした」
僕は何を思えば良いんだろう 僕は何を言えば良いんだろう
こんな夜は逢いたくて 逢いたくて 逢いたくて
君に逢いたくて 君に逢いたくて

また明日を待ってる



(true end)

このページについて
掲載号
週刊チャオ第300号
ページ番号
14 / 17
この作品について
タイトル
JAM
作者
それがし(某,緑茶オ,りょーちゃ)
初回掲載
週刊チャオ第300号