10 ~8時だよ!全員集合!~
祝!サブタイトル移動記念!ショートコント1
著作権ってなんだっけ?
「な・・・何ていうタイトルだ・・・。」
「棟梁。そんなことに感心示している場合じゃないです。」
「おぅ、ナックルズチャオ。でもさぁ、これはパクリだろ。」
「何いっているんですか!俺たちはチャオですよ!」
「そ・・・そうだよな!」
「しかも俺たちは緑茶オに作られている架空の存在ですよ!」
「それ言ったら終わりだろうな。」 fin
~8時だよ!全員集合!~
「ピラミッドって電気ついてましたぁ?」
ティカルチャオがだいぶチームに慣れたぜ!
みたいな口調で話しかけてきます。むろん、オモチャオでなく。
「あのな。ここはエッグマンの秘密基地だぞ?」
「あ、そうでしたね!道理でロボットもある訳なんですか。」
「ちが~う!さっきから一緒にいた!オモチャオだっての!」
「ごめん。本当に気付いていなかった~。」
「うぅぅ・・・こんな思いをしている人って他にいるかなぁ。」
・・・・・・。
「へっくち!」
「テーちゃん。此処の中いつも常温なんだけどぉ。殺菌もしてるしぃ。」
「ダーカ。こいつ自体が雑菌の塊だ。」
「ひど~い。なんで俺だけこんな目に遭うの!?」
「う~ん、他にもそんな目に遭いそうな人がいそうだけどねぇ。」
・・・・・・。
「へっちょん!」
「汚いよ~唾が掛かっちゃうじゃない。」
「同意。まぁ、こいつの中身自体雑菌だけどなぁ。」
「ひど~い。なんで俺だけこんな目に遭うの!?」
二人いますってば。
とにかく、此処はピラミッド内です。
時刻は朝の4時となっています。つまり、真夜中なのです。
ただ、室内だと時刻の感覚は狂いますが。
「ねぇ。なんで私ってこんなにチームに慣れたのかなぁ。」
「事の成り行きだ。」
「そうですよね!でもなんで虐められ役が・・・。」
「事の成り行きだ。」
「なんでそーなるの!あんたの角が折れ・・・ぶぐっ。」
何かを言おうとした瞬間オモチャオは吹き飛ばされ、
壁に思い切りたたきつけました。
オモチャオは心の中で思いました。
「骨折り損のくたびれもうけだ・・・。」
「さて、此処がエッグマンも知らないピラミッドの中枢道か。」
彼らが行き着いたところは広い広い道でした。
道と言うより穴でしょうか。遙か下に続いています。
「よし、ティカルチャオ。毒味役を決めよう。」
「はいぃ。じゃぁ、さっさと終わらせますか。えいっ。」
「うんうん。これで良いな。」
彼らの話が終わった頃には穴の下で隕石落下のような音と、
トマトを思い切りたたきつけたような音がしてきました。
「な・・・なんでプロペラ外されてんの・・・。」
そして、しばらくした後、二匹も降りてきました。
穴の途中で二匹は4時間程度休息をしました。
もう少しで8時になるかというところです。
「すいません・・・。」
「べつに謝る必要はない。」
「それは俺の台詞!・・・あ。」
いつもの癖で言ってしまったつっこみに激しく後悔。
つまり、オモチャオが「許す!」と言った物ですから。
許してなんかいなかったのに。
「あ・・・ありがとうございます!」
「・・・もう、別に良いよ。」
「よし。そろそろ8時だな。」
そう言うとオニチャオは、穴の下から続く道をさらに進みます。
「え・・・8時だから何かあるの?」
「ある。おやつの時間だ。」
「オニチャオ・・・それって3時の間違えチャオ・・・。」
「うるさい。人生、5時間の誤差なんてどうでも良いチャオ。」
「普通のチャオの人生は約12時間チャオよ・・・。」
「8時はやっぱり。8時だよ!全員集合に限る。」
「!!。ジ・クロスじゃねぇか・・・。」
「俺たちは、そっちのヤローに用があるんだ。」
「え・・・私ですか?」
オニチャオの8時になった時計がアラームを出します。
その音しか聞こえないほど、静まりかえりました。
ジ・クロスは手をティカルチャオに向けて話を続けます。
「G―CROSS棟梁。ジ・クロス・デッド。勝負だ。」
「ちっ、おい。オモチャオ。そいつを連れて逃げろ。」
「OK。さてと、此処は離れた方が良いぞ。」
そういうと、オモチャオはティカルチャオをつかんで逃げます。
ティカルチャオは虚ろな目線で見つめてきました。
オニチャオは本気の顔になり、その目線も背けました。
「ジ・クロス。久しぶりだな。おい、そこのひ弱な奴も。」
「ナックルズチャオ。さっさと行け。」
「はい。」
そして、そこには二匹だけとなりました。
さっきまでの雰囲気は一気に重くなります。
「さて・・・、G―CROSSの力という物を見せてやる。」
「言うことはそれだけか。ならこっちから行くぞ。」
オニチャオは突き出た大きな2つの指の間に赤い電流を流します。
そして、その電気の流れがクロスとなった瞬間、
一気にジ・クロスに殴りかかってきます。
それを見たジ・クロスは何本ものナイフを取り出してきます。
そして、一気に斬りかかってきます。
オニチャオはナイフを巧みにかわしながら、
続く