27話 電撃はもろ刃の刃
あらすじ
落とし穴にはまったオメガとチャイン。しかしこれで仲間が一人増える。
それがディア。 今は戦いがはじまろうとしている。
ディア「勝負です。」
ロード「ふんっ、君の武器はないのか?」
ディア「私は魔法をつかえるんです。だから武器はいりません」
ロード「魔法か・・・・こりゃかったよ。」
ロードはディアに向かって槍をもち、攻撃してくる。
ロード「うおおおおおおおおおお!」
ディア「いきなり攻撃ですか?なら私は・・・ファイヤーウォール!」
ディアの体の前に、いきなり火の壁ができる。
ロードは、反応がおそかったため、炎のかべに激突してしまったのである。
ロード「あちちちちち!なっなんだ?」
ディア「私は魔法をつかえるんです。どうですか?火の壁は」
ロード「けっこうすごいね。でもまだ僕には技があるんだよ?」
ロードはスピアから、雷をはっせいさせる。
ディア「あなたは雷の槍つかいなんですね。」
ロード「そうかもね。さあ・・・・・感電してもらうよ!」
ロードは電撃がはっせいしている槍をディアにむけて振りまくる。
ディアはうまくよけて、魔法がつかえるタイミングをさがしている。
ディア「(なかなか攻撃をとめないですね~・・・・・・)」
ロード「どうした?よけてばっかりじゃないか!」
ロードはもっと強く槍をふる。するとディアに槍の先がふれてしまった。
ディアは体がしびれてしまう。
ディア「きゃっ!」
ロード「よし、今ならよけることはできない!」
ロードは雷をやりにため、ディアに放電してきた。ディアの体はショートして燃える。
ロード「デンゲキハ!」
ディア「きゃああああああああ!体がうごかなくなってしまうぅう・・・・・・・・・・」
ロード「まだまだ~!デンゲキハ、」
ドォォォッォオオンとロードは電撃をほうでんした。ディアは遠くへふっとぶ。
ディア「痛い・・・・・・・・・・雷って強いんですね。」
ロード「どうしたの?まだ僕は1回しかダメージをくらってないよ?」
ディア「(私も攻撃したいけど、体がゆうことをきかない・・・・・・・・・・)」
ロード「ダメみたいだね。もう終わりにしよう!」
ロードは遠くにふっとんだディアの所へはしってむかう。
~そのころチャインとオメガは~
チャイン「やばいんじゃない!?このままだとやられちゃうよ!」
オメガ「まだ見てるんじゃ。ここで止めにはいるとあの子のプライドが傷つく。」
チャイン「でもそんな感じしないんだよな~~?」
オメガ「まだ見てるんじゃ・・・・・」
~ディアとロードの話~
ディア「どうしよう、こうなったら意地で魔法をつかうしかなさそうですね」
ディアは立ち上がる。
ディアに近づいているロードも足をとめた。
ロード「こうげきしてくるのかい?」
ディア「そうですよ!雷魔法、ライトニングブラスト!」
ロード「かっかみなりですか!」
ディアはロードに雷攻撃をあたえる。しかしロードはよけなかった。
ディア「ふつうにくらった?」
ロード「そうさ、どうせ自分は槍のせいで体全体に雷がまわっているんだ。君の攻撃なんて無駄なんだよ!」
ディア「それはどうでしょうか?私はあなたに異常をおこしたんです。」
ロード「へ!・・・・・かっ体が燃えるぅぅぅぅぅう!」
ロードの体がいきなり燃え始めた。ディアはダメージをあたえるだけではなく、状態異常もあたえたのだ。
ロードはどんどん体が赤くなっていく。
ディア「どうですか!」
ロード「たっ助けてくれぇぇぇぇえ!体が熱いよぉぉぉおお!」
ロードの体力は限界にきている。
ディア「熱い・・・・・・・んですか?」
ロード「そうだよぉぉお!お願いだよぉお!助けてくれよぉぉぉぉおお!」
ディア「わっわかりました!・・・・・・・でも助けれません。あなたに触れませんですから♪」
ロード「ちっ・・・・・・・そうか・・・・・ならクロス爺がお前らを倒すだろうな。」
この言葉を最後にロードの体は消えてしまった。
ディア「あっあれ?消えてしまった?」
チャイン「すごぉい!ディアって頭いいんだね~~~~!」
オメガ「でもけっこう残酷じゃな」
チャインとオメガがディアの所にきた。
ディア「でっでも倒したのでしょうか?いきなり燃えて消えて・・・・・」
チャイン「それ以上は言ってはダメだよ。もうしかたないことなんだから」
ディア「はい。」
オメガ「じゃあ気分を変えて、先へ進むぞ!この先には伝説のチャオがいるかもしれんからな!」
チャイン&ディア「そうだね!」
こうして3人はロードが来た道を歩いていく事にした。
続く!!