ねじれちゃ184(嫌よっ)!―『幹+伏線』論。

184×6=1104(良いわよ)です。
某です。

ストーリーで厳禁なのが『ねじれ』というモノ。
でも、長く続ければ続けるほどねじれは出来てくるモノ…
じゃあこういうときにどうすりゃいいんだマドモアゼル!

マドモアゼル「幹と伏線を作る事ね。」

…だそうです。
では、その具体的な作り方を解説していきましょう。



(とあるストーリーの基本系図)

『幹』→ストーリーをどう進めていくかの部分。

→キャラクターの具体的特徴、性格。
→主なストーリー進行(簡単なモノでOK。)

『伏線』→ストーリーのおもしろさを作る部分。根本は隠す。

→実は仲間Aは敵だった。仲間のようににふる舞う。
→敵Bは逆に味方だった。
→…etc



『伏線』は書いていくうちに変更・追加は当然OKです。
(ただ、一度ヒントを文章に書いた伏線を変更はNG)
逆に『幹』は絶対に途中変更はありえません。
ストーリーがどう進むかの追加はアリですが。
作者がどうしても変更したい部分を幹に入れている場合の無いように、
『幹』は軽く、ざっくばらんに整理・追加していけば十分です。

『伏線の伏線』もアリですが、
これを増やしすぎると整理に困ったり、
他の伏線にかぶることがあるので注意しましょう。

ここで問われるのは『整理力』です。
記憶力無いなぁと思う方は、
wordか何かに『幹』と『伏線』を書き込んでおきましょう。
それを見て小説を進めると非常にねじれが少なくなります。

ただ、『伏線』の中で、
どれだけ『意外性』のあるものを入れるか、
『じらす』効果があるものが書けるかは、
作者のアイデア力です。自力で頑張りましょう。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第325号
ページ番号
6 / 7
この作品について
タイトル
某の久々小説講座。
作者
それがし(某,緑茶オ,りょーちゃ)
初回掲載
週刊チャオ第325号