(+α)逆に予想通りの結果を想像させる手法

先ほどの『じらす』にも通用した話ですが、
予想内の事をさせて読者に「するなするな!」と言わせるのもb。

例えば、死ぬと分かっていて、そのような行動を取るキャラ。
読者の心境では「死ぬから!絶対にするなぁっ!」と思います。
そして、これも一種の『じらし』です。
作者のガッツポーズが出来る手段です。

ラストフレンズというドラマでDVにあっている少女が、
1人でその彼氏に別れるという話をしに行きます。

「1人で」です。
視聴者の想像としては「きっとまた殴られる、暴行される」
でも、その彼女は結局1人でそこに向かいます。

ストーリーとしては上手い手段です。
こうやって視聴者を「するなするな」と『じらす』ことで、
次回に持ち越すことが出来るのです。


こうやって、発想の転換によっては、
どんなに率直なストーリーでも、読者を十分揺さぶれるので、
色々と考えて書いてみましょうね。

あと、言わずもがなですが、
まずは「個性的な」ストーリーを考えましょうね。
今俺が試しに書いた例をそのまま取るようじゃあダメですからね。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第325号
ページ番号
5 / 7
この作品について
タイトル
某の久々小説講座。
作者
それがし(某,緑茶オ,りょーちゃ)
初回掲載
週刊チャオ第325号