4
―もう良いわ!おまえら!こうなったら全員皆殺しだ!
―最初からそういえばいいのに。
マセガキ、後で便所来い。
―よっしゃあ!調味料!殺しなら任せとけ!
すると、赤ん坊はいかにも危険そうな白いあめ玉をふくんだ。
―ナトリウム弾でもくらっとけ!
赤ん坊はそれを勢いよくはき出す。
ツバと混じったナトリウムの詰まった飴は刹那爆発した。
恐ろしい隠し兵器だ。
多分こいつがイスラム過激派だったら何人殺しているだろうか。
そして、その爆風は全員に命中した。
―ぐ、ぐあああ!
―ぐ、ぐあああ!
―ぐ、ぐあああ!
―ぐ、ぐあああ!
―ぐ、ぐあああ!
―ぐ、ぐあああ!
―ぐ、ぐあああ!
―ぐぅ、ぐああああぁん!
ん?ぐぅ、ぐああああぁん!?
と言うか、さっきよりも一人増えているような・・・、まさか。
―もぉう、痛いじゃないのよぉ!
―で、出たああああぁぁぁぁ!
―なによもう。女の子の心はか弱いのよ。
おまえ男だろうがっ!
―・・・と言うよりも、みんな敵が倒れていたわよ?
私の過激なポーズで悩殺しようと思ったのに。
別の意味で殺されると俺は思う。
―・・・で肝心のライトカオスは何処へ行った?
そうだ、肝心のライトカオスは何処に。
俺たちは必死に探した。
―・・・っておい!何処探しているんだよ!
―電気洗濯機。
―テレビのブラウン管です。
―冷蔵庫のなかよぉ。
―あのな、そういうのは普通おかしいと思うのが常識だr・・・
―いたぞ!乾燥機の中だ!
俺の目からは涙がこぼれ落ちた。
もちろんただの涙ではない。血の涙だ。
―あ、皆さん、どうもありがとうございます。
―怪我はないか?
―えぇ、ちょっと骨が折れたかもしれませんけど。
―はぁ、・・・って骨!?
―え?何か驚くことでも?
―いや、別に・・・(まさかチャオに骨・・・?)
―あ、ところで私こんな手紙を預かっているんですよ。
俺はそのもらった手紙を読んだ。
『腐った野郎どもへ』
まぁまぁ、怒るな。怒ったら存在を消す。
と言うわけで、話を聞いてくれ。
この話は次からの俺の連載にすることにした。
まぁ、色々とこれからもあるだろうががんばりたまえ。
尚、これを読んだら自動的に連載小説となる。
へぇ~って、読んじゃじゃったし!
・・・、もうやけだ、此処は一つ深呼吸して、
―おらぁ!バクチク連載じゃあ!
続く。