―もう良いわ!おまえら!こうなったら全員皆殺しだ!

―最初からそういえばいいのに。

マセガキ、後で便所来い。

―よっしゃあ!調味料!殺しなら任せとけ!

すると、赤ん坊はいかにも危険そうな白いあめ玉をふくんだ。

―ナトリウム弾でもくらっとけ!

赤ん坊はそれを勢いよくはき出す。
ツバと混じったナトリウムの詰まった飴は刹那爆発した。
恐ろしい隠し兵器だ。
多分こいつがイスラム過激派だったら何人殺しているだろうか。
そして、その爆風は全員に命中した。

―ぐ、ぐあああ!
―ぐ、ぐあああ!
―ぐ、ぐあああ!
―ぐ、ぐあああ!
―ぐ、ぐあああ!
―ぐ、ぐあああ!
―ぐ、ぐあああ!
―ぐぅ、ぐああああぁん!

ん?ぐぅ、ぐああああぁん!?
と言うか、さっきよりも一人増えているような・・・、まさか。

―もぉう、痛いじゃないのよぉ!

―で、出たああああぁぁぁぁ!

―なによもう。女の子の心はか弱いのよ。

おまえ男だろうがっ!

―・・・と言うよりも、みんな敵が倒れていたわよ?
 私の過激なポーズで悩殺しようと思ったのに。

別の意味で殺されると俺は思う。

―・・・で肝心のライトカオスは何処へ行った?

そうだ、肝心のライトカオスは何処に。
俺たちは必死に探した。

―・・・っておい!何処探しているんだよ!

―電気洗濯機。

―テレビのブラウン管です。

―冷蔵庫のなかよぉ。

―あのな、そういうのは普通おかしいと思うのが常識だr・・・

―いたぞ!乾燥機の中だ!

俺の目からは涙がこぼれ落ちた。
もちろんただの涙ではない。血の涙だ。

―あ、皆さん、どうもありがとうございます。

―怪我はないか?

―えぇ、ちょっと骨が折れたかもしれませんけど。

―はぁ、・・・って骨!?

―え?何か驚くことでも?

―いや、別に・・・(まさかチャオに骨・・・?)

―あ、ところで私こんな手紙を預かっているんですよ。

俺はそのもらった手紙を読んだ。

『腐った野郎どもへ』

まぁまぁ、怒るな。怒ったら存在を消す。
と言うわけで、話を聞いてくれ。

この話は次からの俺の連載にすることにした。
まぁ、色々とこれからもあるだろうががんばりたまえ。

尚、これを読んだら自動的に連載小説となる。

へぇ~って、読んじゃじゃったし!
・・・、もうやけだ、此処は一つ深呼吸して、

―おらぁ!バクチク連載じゃあ!

続く。

このページについて
掲載号
週刊チャオ ライトカオス記念号
ページ番号
5 / 7
この作品について
タイトル
バクチク
作者
それがし(某,緑茶オ,りょーちゃ)
初回掲載
週刊チャオ ライトカオス記念号
最終掲載
週刊チャオ第218号
連載期間
約18日