2章 最終話 手段 ページ3
勇者のジュエチャ2章 最終話 手段
マスターカオス「教えてやろう!!この大剣はな!!俺が徹夜しながらも作り上げたー」
レッドメア「難しい話だな」
マスターカオス「まだ、10分の1しか話していないぞ…と、まぁ続けるが…こら!!ボケ3人!!寝るな!!」
スマッシュ「眠い…」
マスターカオス「これは、要するに、このパソコンで作って実体化したのだ!!」
ギャラクシー「実体化…?あぁ…元々、データだったのか」
マスターカオス「うむ…このパソコンを使えば、材料さえあればできるのだ」
マスターカオス「さて!!この剣で、お前らを倒してやるぞ!!」
マスターカオスが構えた。
「緊急事態発生…緊急事態発生…地下室より…自爆装置がハ…」
マスターカオス「なんだってぇ!?」
スラッシュ「ちぃ…発動のはまで言わせちまったな…」
チャコ「30分後に指定かぁ…30分じゃあ全員脱出できちゃうよ?」
スラッシュ「いやいや、30分で脱出できても…」
チャコ「できても?」
スラッシュ「…言ってみただけだ…考えなどなーい!!」
マスターカオス「くそぅ!!自爆装置が発動したからには!!俺以外全員脱出させんぞ!!」
スマッシュ「えぇっ!?せめて俺だけでも助けてくれよぉ!!」
マスターカオス「さらばっ!!」
マスターカオスが剣を振ると床が切れ、同時に衝撃波がジュエチャ達を襲った。
ギャラクシー「フッ…そのまま床ごと落下するってか…」
衝撃波から全員を魔法で守ったギャラクシーが言う。
ギャラクシー「その発想はなかなか良い…だが」
ギャラクシーがまた呪文を唱える。すると、マスターカオスの足場が宙に浮いた。
マスターカオス「なっ!?なにぃっ!?」
ギャラクシー「ふっ…」
ギャラクシーは煙草を吸い始めた。
マスターカオス「煙草を吸うとは…気違いだな」
…チャオの世界の煙草は、寿命が縮まると言われている。真偽は不明であるが…
ギャラクシー「ふんっ…」
ギャラクシーは剣を持ち、マスターカオスの足場に飛び乗った。
マスターカオス「でやぁっ!!」
マスターカオスが大剣を振る。ギャラクシーはそれを避ける。
ギャラクシー「ふぅ…」
ギャラクシーが煙草をマスターカオスの足に投げる。
マスターカオス「うおっ!!」
マスターカオスは退いた。
ギャラクシー「ふっ…」
ギャラクシーが剣を振る。マスターカオスは大剣で防ぐ。
ギャラクシー「ちっ…仕方がない…」
ギャラクシーは衝撃波を出す魔法を剣に付け、その剣で大剣に攻撃をした。
マスターカオス「うっうおっ!?」
衝撃波で二人の剣は落ちていった。
マスターカオス「でやぁっ!!」
マスターカオスは、ギャラクシーに向かって、パンチをする。
ギャラクシー「ふんっ…」
ギャラクシーは避けて、マスターカオスを蹴る。